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AIが何をしたかは、会話で聞く

AIの作業の跡を読む必要はありません。終わったら、会話で聞けば、人の言葉で答えてくれます。

前回、renshu フォルダの整理を任せました。計画どおりに終わって、ほっとしたあとで、ふと思いました。AIは、実際に何をしたのだろう。

作業中、画面に細かい文字が流れていたのに気づいた人もいるかもしれません。読めない文字が勝手に流れると、何か壊していないかと不安になります。私も最初は、そこで手が止まりました。

結論から言います。その文字を読めるようになる必要はありません。

Step 1:流れる跡は、読まなくてよい

AIが動いている間、画面には、作業の跡が流れることがあります。あれは、AIが自分の作業を記録しているものです。読めなくても、仕事は進みます。

読めるようになるための勉強は、しません。人に聞くのと同じで、終わってから、AIに聞けば足ります。

Step 2:終わったら、会話で聞く

整理が終わった renshu のフォルダを開いたまま、同じ会話で、続けて頼みます。

いま何を動かしたか、元の場所と移動先を一覧にして。

すると、「2025年_請求書_A社.txt:元は renshu の直下、いまは 2025年の請求書のフォルダ」のように、1つずつ書いた一覧が返ってきます。AIの作業の跡が、人の言葉で、読みやすい形に直って出てきます。

一覧を見て、気になる所があれば、もう一言聞きます。

その中で、迷ったものはある?

「写真メモは、年も種類も分からなかったので、『その他』に入れました」のように、AIが判断に迷った所を教えてくれます。ここが、人が決める所です。「その他」でよければそのまま。違うなら「写真メモは、メモ用のフォルダを作ってそこに入れて」と言い直せば、直ります。

終わったあとの、3つのやりとり

1

一覧を頼む

「いま何を動かしたか、元の場所と移動先を一覧にして」

2

迷いを聞く

「その中で、迷ったものはある?」

3

自分で決める

よければそのまま。違えば「〇〇は△△に入れて」と言い直す

Step 3:一覧は、自分の目で1か所だけ確かめる

AIが返した一覧は、AI自身の報告です。正しいことがほとんどですが、報告が事実と同じとは限りません。

だから、確かめる所を1つだけ決めます。一覧にあった、ファイルを2つか3つ選んで、renshu を開き、本当にそこにあるかを見ます。数も数えます。10個で始めたなら、10個のままのはずです。

ここが核心

画面に流れる作業の跡を読むのではなく、終わったら会話で聞く。

前回の「計画を見てから任せる」が、動かす前の型でした。今回の「終わったら聞く」が、動かしたあとの型です。頼む前と後に、人の言葉で話すだけで、AIの仕事は見えるようになります。

注意

ただし、聞いた答えをそのまま信じない

AIの説明は、AI自身の申告です。もっともらしく、少し違うことを言う場合があります。一覧のうち2、3個は、自分の目でフォルダを開いて確かめてください。数が合わなければ、「数が合わない。もう一度、元の場所と移動先を確かめて」と頼みます。

セルフチェック

1. 整理が終わったあと、AIが何をしたかを知りたいとき、この本がすすめるのはどれですか?

今日のまとめ

  • 流れる跡:読まなくてよい。読めなくても仕事は進む
  • 聞き方:「元の場所と移動先を一覧にして」「迷ったものはある?」
  • 確かめ方:一覧のうち2、3個を、自分の目でフォルダを開いて見る

次の問い:頼んでいないファイルまで直された。どう頼めばよかった?

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