手順書を選んだのに、いつもの出来と違う。あるいは、選ばずに頼んだら、使われなかった。そんな時があります。原因は大きく2つ、手順書が呼ばれていないか、呼ばれたが途中で止まったかです。使うのは「Code」です。
呼ばれていない時
形が崩れた報告を見たら、まず、手順書が使われたかをAIに聞きます。
いまの整理で、手順書「議事メモの整理」は使った?
「使っていない」と返ってきたら、原因はたいてい、手順書の「いつ使うか」が、あなたの頼み方と合っていないことです。たとえば手順書には「会議の議事録を整理する時」と書いてあるのに、あなたは「メモをまとめて」と頼んでいた。
直すのは、頼み方でなく、手順書です。
手順書「議事メモの整理」の、いつ使うかの説明に、「議事メモを整理して」「メモをまとめて」と頼まれた時にも使う、と足して
足したら、読み上げさせて確かめ、新しい会話でもう一度、手順書を選ばずに頼んでみます。
途中で止まる時
もう1つは、手順の途中で、AIが止まる場合です。AIが「どちらにしますか」と聞いてきたり、確認を求めてきたりします。
確認されたら、何をしようとしているかを1行読んでから答えます。
答えが分からない質問が出ることもあります。たとえば、「担当が書かれていない時は、どうしますか」。止まった理由は、AIに聞けば分かります。
どこで、何が分からなくて止まったか教えて
質問の多くは、手順書に書かれていないことでした。答えたら、次に同じ所で止まらないよう、手順書に足させます。
いまの質問への答えを、手順書「議事メモの整理」に足して。「担当が書かれていない時は未定と書く」
うまくいかない時の直し方
何が起きたか、聞く
「手順書は使った?」「どこで止まった?」
原因を、手順書の1行にする
いつ使うかが足りない、または答えが書かれていない
手順書だけを、言葉で直させる
「いつ使うかの説明に、〜を足して」
新しい会話で、もう一度試す
「+」から選ぶ。または選ばずに頼んで、使われるか見る
ここが核心
最初から作り直すのではなく、起きたことを聞いて、手順書の1行を直す。
注意
どうしても止めたい失敗は、第11章で扱います
手順書に足した1行は、AIが読んで従おうとします。毎回の完全な保証ではないので、どうしても止めたい失敗は、第11章の最後の回で、止まる仕組みの頼み方を扱います。
セルフチェック
1. 「メモをまとめて」と頼んだら、手順書「議事メモの整理」が使われず、形が崩れました。まず何をしますか?
今日のまとめ
- 形が崩れたら、まず手順書が使われたかを聞く
- 止まったら、どこで何が分からなかったかを聞く
- 原因を手順書の1行にして、言葉で直し、新しい会話で試す
道具箱に、「議事メモの整理を手順書にして、選んで呼び出せるようにした」と1行足せます。第2部の最初の2章で、毎回の説明と、いつもの仕事を、AIに任せられる形にしました。
次は、AIにカレンダーやメールを見せてみよう。AIは、あなたの予定を知らない