月曜の朝、AIにこう聞いてみました。「来週、準備が要る予定はある?」。
返ってきたのは、「予定が分かれば一緒に考えます。教えてもらえますか」という返事でした。結局、カレンダーを開いて、予定を1つずつ写して貼ることになりました。
これなら自分で見たほうが早い。そう思って、頼むのをやめた人は多いはずです。
Step 1:AIが見えているのは、渡した分だけ
第5章で見たとおり、AIが見ているのは、いまの会話に入っている資料だけです。あなたのカレンダーも、メールも、そこには入っていません。
聞き方が悪かったのではありません。見えないものには、答えようがないのです。
同じ質問でも、見えているものが違う
「来週、準備が要る予定は?」と聞いても、「予定を教えてください」と返ってくる。自分で写して貼るはめになる
同じ質問に、「木曜の打ち合わせは、資料の事前共有が要りそうです」と、予定の中身から答えてくる
Step 2:いまの状態を、確かめてみる
「Code」を開いて、まだ何もつないでいない状態で、聞いてみます。
来週の予定から、準備が要るものを挙げて。
たぶん、予定が見えないという返事が来ます。それで構いません。この返事が、この章のスタートです。
次の回では、カレンダーをAIに見せます。同じ頼みを、もう一度送ります。答えがどう変わるかを見るためです。
ここが核心
AIが予定を知らないのは、頭が悪いからではなく、予定が見えていないから。
見せれば、答えは変わります。見せ方は、写して貼るのではありません。アプリの画面から、カレンダーとAIをつなぎます。
注意
会社の予定は、先に会社の決まりを確かめましょう
仕事のカレンダーやメールをAIに見せてよいかは、会社が決めています。会社のアカウントをつなぐ前に、情報システムの担当や上司に聞いておくと安心です。迷うなら、まず自分のカレンダーで試しましょう。
セルフチェック
1. AIに「来週の予定は?」と聞いたら、「予定を教えてください」と返ってきました。いちばん合っている受け取り方はどれですか?
今日のまとめ
- AIは、渡していない予定やメールを知らない
- 答えられないのは、賢さでなく、見えていないから
- 会社のアカウントは、つなぐ前に会社の決まりを確かめる
次は、カレンダーを1つつないで、同じ頼みをもう一度送ってみよう。1つつないで、読むだけ頼む