予定が読めるようになると、次に思います。「そのまま、リマインドのメールも送ってくれればいいのに」。
実際、できます。つないだ先によっては、AIは読むだけでなく、書くことも、送ることもできます。便利なぶん、ここから先は、決める場面が増えます。
Step 1:できることは、3段ある
メールや予定について、AIにできることは大きく3段に分かれます。
任せる段は、3つ
読む
予定を見る。メールを探して読む
書く
メールの下書きを作る。予定を作る、変える、消す
送る
メールを送る、返信する、転送する
上の段へ行くほど、あとから取り消しにくくなります。送ったメールは、取り戻せません。
標準では、送る前にAIが承認を求めてきます。ただ、承認を押すのは、あなたです。
Step 2:書く、を試す(送らない)
Gmail もつないである場合に、下書きまで頼んでみます。送らない、と言い添えるのがコツです。
来週の予定のうち、準備が要るものについて、自分宛てのリマインドを下書きにして。送らないで。
下書きができたら、宛先、件名、本文を、自分の目で読みます。送るのは、あなたが読んでからです。
メールの添付ファイルは、中身までは読めません(付いているという情報だけです)。「添付の資料も読んだ」と答えてきたら、おかしいと疑います。
Step 3:許可の画面は、1行読む
確認されたら、何をしようとしているかを1行読んでから答えます。
見る所は3つです。誰に送るのか、どの予定をどう変えるのか、削除ではないか。この3つが分からなければ、「それは何のため?」と聞き返します。
同じ「送って」でも、任せ方が違う
承認の画面を、中身を見ずに押す。宛先違いも、予定の消し間違いも、そのまま実行される
下書きを読み、直させてから、送るのは自分。送る前に、止められる
ここが核心
何でも任せるか、全部断るかではなく、段ごとに、どこまで自分の目で見て許可するかを決める。
読むだけは、気軽に任せます。書くのは、結果を見てから。送るのは、中身を読んでからです。
注意
宛先、日時、削除の3つは、承認の前に自分の目で見ましょう
承認は、AIの案を通すかどうかを決める関門です。案が間違っていたら、通した責任はあなたに残ります。宛先、日時、削除の3つを、毎回自分の目で見てから承認すると安心です。
セルフチェック
1. AIが「この2人にメールを送ります。よろしいですか?」と確認してきました。宛先に、知らない名前が1つ混ざっています。どうしますか?
今日のまとめ
- つなぐと、読む、書く、送るの3段ができる
- 下の段は気軽に、上の段ほど中身を読んでから許可する
- 宛先、日時、削除は、毎回自分の目で見る
第8章はここまでです。道具箱に、「予定を読ませて、準備を挙げさせた」と1行足しておきましょう。
次は、頼まなくても、毎朝この仕事が届くようにしてみよう。決まった時刻に動く仕事を選ぶ