前の回で、手順書に書いた注意は強制ではない、と分かりました。それでも、足す価値はあります。守られる確率が、はっきり上がるからです。
今回は、「議事メモの整理」の手順書に、確認の1行を足してもらいます。ただの注意ではなく、「そろっていなければ止まる」と書きます。
この回は、Codeの画面で行います。
Step 1:先に、控えを取る
手順書を直す前に、会議のフォルダと手順書の控えを取ります。直したら悪くなった、という場合に戻せるようにするためです。
作業の前に、renshu/会議 をまるごとコピーして、renshu の中に「会議の控え」という名前で置いて。控えには触らないで
直すのは手順書そのものなので、手順書の控えも取ります。
手順書「議事メモの整理」を直す前に、今の中身を renshu の中に「議事メモの整理の控え」として写しておいて
悪くなったときは、「議事メモの整理の控えのとおりに、手順書を戻して」と頼みます。
AIが何かをする前に確認してきたら、何をしようとしているかを1行読みます。よければ許可します。分からなければ「それは何のため?」と聞きます。
Step 2:止まる確認を、頼んで足す
足す確認は、3つを言えば伝わります。
確認の1行に入れる3つ
何を見るか
整理した議事メモの、すべての日付
何にそろえるか
2026-10-03 の形
違ったらどうするか
先に進まず、どれが違うかを報告して止まる
頼み方は、こうです。
手順書「議事メモの整理」に、最後の確認を足して。
整理したあと、すべての日付が「2026-10-03」の形かを見る。
1つでも違ったら、先に進まず、どのメモのどの日付が違うかを報告して止まる。ほかは変えないで。
足したあと、いま書いてある内容を読み上げてもらい、自分の目で確かめます。
手順書「議事メモの整理」にいま書いてある内容を、読み上げて
読んだとき、3つ(見る・そろえる形・止まる)が入っているかを見ます。足りなければ、その所だけ言葉で直させます。
確認されたら、何をしようとしているかを1行読んでから答えます。
Step 3:まだ、働くとは限らない
確認の1行は、足しただけです。ここで、足したことを働いたことと取り違えないようにします。
前の回のとおり、手順書に足した確認は、強制ではありません。読まれて従われることが多くても、毎回実行される保証はありません。働くかどうかは、実際に試して見ます。それが次の回です。
確認を足したあと
「確認を足したので大丈夫」と思う。働かなかった日に、日付が混ざったまま使ってしまう
足したあと、わざと日付の違うメモで試す。止まれば、働いたと言える
ここが核心
確認を足しただけで安心するのではなく、足した確認が止まるかを、試して見る。
注意
毎回止めたい仕事は、最後の回の頼み方を使います
手順書に足した確認は、AIが読んで従おうとするものです。止まることが毎回求められる仕事では、これだけだと足りないことがあります。その場合の頼み方は、最後の回で扱います。
セルフチェック
1. 手順書に「日付が違ったら止まる」と確認を足してもらいました。このあと、まずすることはどれですか?
今日のまとめ
- 足す前に、会議のフォルダと手順書の控えを取る
- 確認には、何を見る・何にそろえる・違ったらどうする、の3つを入れる
- 足しただけで安心せず、止まるかを試す
次は、わざと同じ失敗を作って、本当に止まるかを見てみよう。わざと同じ失敗を作って、止まるかを見る