前の回で、手順書に止まる確認を足しました。足した確認が働くかは、試さないと分かりません。
試し方は簡単です。失敗が起きるものを、わざと作って、手順書に通します。止まれば、確認は働いています。止まらなければ、そこで初めて、足りないと分かります。
この回は、Codeの画面で行います。
Step 1:試すための、練習用のコピーを作る
本物の議事メモは、いじりません。練習用のコピーを作って、そちらで試します。
renshu/会議/議事メモ_3.txt を、renshu/会議/試し という名前のフォルダにコピーして。
コピーのほうだけ、日付の1つを「来週の火曜」という書き方に書き換えて。元のファイルには触らないで
終わったら、コピーを開いて、日付が書き換わっているかを自分の目で見ます。
確認されたら、何をしようとしているかを1行読んでから答えます。
Step 2:手順書を、選んで呼ぶ
入力欄の「+」→「Slash commands」から「議事メモの整理」を選んで、試すフォルダに対して呼びます。
renshu/会議/試し の中のメモを整理して
見るのは、1点です。止まって、「どのメモのどの日付が違うか」を報告してきたか。それとも、そのまま整理が終わって、「来週の火曜」が混ざったか。
わざと作った失敗を、通したとき
「試し/議事メモ_3.txt の日付『来週の火曜』が、決めた形ではありません」と報告して止まる。確認は働いた
そのまま整理が終わり、「来週の火曜」が残る。確認は足してあっても、この回は働かなかった
2、3回試して、毎回止まるかを見ると、より確かです。止まる日も止まらない日もあるなら、それは手順書の確認が、強制ではないことの表れです。
Step 3:必ず止めたいときは、別のことを頼む
日付が混ざるだけなら、止まらない日があっても、直せば済みます。けれど、止まらないと困る場合があります。お金の数字、人に出す文書、消してはいけないファイル。
その場合は、手順書の確認では足りません。手順書への指示は、AIが読む文脈として扱われ、強制ではありません。確実に止めるには、別の仕組みを使います。
あなたが仕組みの中身を知る必要はありません。頼み方は、こうです。
議事メモの日付が決めた形でないときは、必ず止まる仕組みを入れて
仕組みは、AIが入れます。入れたあとは、Step 2と同じように、わざと作った失敗で試して、止まるかを見ます。見る役は、あなたです。
AIから「それはここではできません」と返ってくることもあります。そのときは、手順書の中の確認と、自分の目での確認の両方を残します。止まる仕組みが入らなくても、この2つで守れます。
ここが核心
注意を書いて任せるのではなく、わざと同じ失敗を作って、止まるかを見る。
注意
止まったかどうかは、試した結果で決めましょう
「仕組みを入れました」という報告だけでは、働いているか分かりません。試した結果が、止まった・止まらなかったのどちらかを、自分の目で見て決めると確かです。
セルフチェック
1. 止まらないと困る仕事です。手順書に確認を足しても、止まらない日がありました。次に頼むのはどれですか?
今日のまとめ
- 足した確認は、わざと作った失敗で試す
- 止まらないと困る仕事は、「必ず止まる仕組み」を頼む
- 止まったかは、AIの報告ではなく、自分の目で決める
道具箱に、「手順書に止まる確認を足し、わざと作った失敗で試した」を1行足せます。必ず止めたい仕事を1つ、メモしておきましょう。
次は、ここまでの頼み方を、同僚にも渡せる形にしてみよう。頼み方を渡しても、同僚には使えない