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同僚に触ってもらい、迷った所を直す

作った頼まれごと帳を、同僚2人に触ってもらいます。迷った所をそのまま聞き取り、言葉で直させて、道具箱に1行足します。

頼まれごと帳ができました。自分で触ると、ちゃんと動きます。

同僚に渡したら、「これ、どこを押せばいいの?」と聞かれました。私にとっては当たり前の欄でも、初めて見る人には、そうではなかったのです。

作った本人は、迷う人の気持ちが分かりません。だから、触ってもらいます。

Step 1:渡す前に、渡す相手と範囲を決める

まず、誰に渡すかを決めます。最初は、2人で十分です。1人は、AIを使い慣れた人。もう1人は、あまり使わない人。

渡すときは、先に2つのことを確かめます。

  • 2人とも、Claudeのアカウントでログインできるか(この章の最初の回で確かめたとおり、見る人にも原則として必要です)
  • 画面の中の、データは練習用の架空のものだけか

同僚に渡すには、作った画面を共有します。共有の操作の名前は、プランで分かれます。無料、Pro、Max、Ultra のプランでは「Publish」、Team、Enterprise のプランでは「Share & copy link」です。押すと、同僚に渡すリンクが出ます。選べる範囲が画面に出たら、読んでから選びます。迷ったら、AIに「いま作ったものを、同僚に共有するには、私の画面で何を選べばいい? 分からないことは、分からないと言って」と聞いてみます。

Step 2:説明せずに、触ってもらう

同僚には、使い方を説明しません。「頼まれごとを1件書き足して、状態を済にしてみてください」とだけ頼みます。

横で見ていて、手が止まった所をメモします。

  • どの欄で、止まったか
  • 何と言ったか(「これ、何を書くの?」「押したけど、変わらない」)
  • どこを探していたか

直すのは、同僚の言葉をそのまま伝えたときです。

同僚に触ってもらったら、こう迷っていた。「期限の欄に、何を書けばいいか分からない」「状態を済にしたのに、どれが済か見分けにくい」。この2つを直して。直したあと、何を変えたか、短く教えて

迷いを「分かりにくい」とまとめず、言われたとおりに書くのがコツです。AIは、その言葉から直し方を考えます。

同僚に触ってもらう流れ

1

練習用のデータで、2人に渡す

アカウントがあるか。本物の情報が入っていないか

2

説明せずに、触ってもらう

「頼まれごとを1件書き足して、済にしてみて」。手が止まった所をメモ

3

迷いを、言われたとおりに伝えて直させる

「『期限に何を書くか分からない』と言われた。直して」

4

同じ人に、もう一度触ってもらう

迷っていた所を、まっすぐ通れるか見る

Step 3:直したら、同じ人にもう一度

直したら、同じ2人にもう一度触ってもらいます。前に止まった所を、すんなり通れたら合格です。

直したあとは、もう一度「Publish」または「Share & copy link」の操作をします。同じリンクのまま直るのか、新しいリンクになるのかは、画面の表示で確かめてから同僚に伝えます。

ここが核心

自分で「使いやすい」と判断するのではなく、他の人が迷った所を見て、直す。

使いやすさは、作った人の感想ではなく、触った人の手の動きに出ます。

注意

共有をやめる前に、残したい内容を書き出しましょう

共有をやめると、その画面が使っていた保存データは消え、同じものを出し直すことはできません。やめる前に、残したい内容を、AIに頼んで書き出しておくと安心です。

セルフチェック

1. 同僚が「期限に何を書くか分からない」と言いました。AIに直させるときの頼み方として、合っているのはどれですか?

今日のまとめ

  • 説明せず、触ってもらい、手が止まった所をメモする
  • 迷いは、言われたとおりに伝えて直させ、同じ人にもう一度触ってもらう
  • 公開をやめるとデータが消えるので、残したい内容は先に書き出す

道具箱に、1行足しておきます。「頼み方を渡して、使われなかった仕事」が、「開いて使える帳面を、同僚に渡した仕事」に変わりました。

次は、同僚に渡す前に止まって確かめる、第2部の安全ゲートを通ってみよう。第2部の安全ゲートを通るには?

参考

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