1枚の計画ができました。それでも、作り始めると、「あれも」「これも」が戻ってきます。
戻ってくる案を止めるのは、気持ちではなく、紙です。書いておけば、迷ったときに見返せます。作らないものを、先に1枚に書いておきます。
この回も、「Code」で進めます。
Step 1:作らない候補を、AIに挙げさせる
自分で「作らないもの」を思いつくのは、意外と難しいものです。そこで、AIに挙げてもらいます。
renshu/頼まれごと帳/1枚の計画.md を読んで、今回は作らないほうがいいものを5つ挙げて。それぞれ、作らない理由も1行で添えて。まだ保存はしないで
返ってくる候補は、たとえばこうです。ここでは、並べて読むところまでにします。
- メールでの通知。理由は、最初の形で、一覧が見られれば困りごとは減るから
- 月ごとのグラフ。理由は、使う人の困りごとに入っていないから
- スマホ専用の画面。理由は、まず大きな画面で動けば足りるから
Step 2:1つずつ、自分で決める
挙げられた5つを、1つずつ読んで、3つのどれかに決めます。
1つずつ、3つのどれかに決める
今回は作らない
理由を読んで、自分も納得できた
次に回す
いつかは必要。最初の形の後でいい
やっぱり入れる
理由を読んだら、困りごとに直結していた。1枚の計画に戻して書き直す
納得できない理由があれば、そのまま言葉にして伝えます。
「メールでの通知は作らない」に納得できない。返事が来たか分からないのが、いちばんの困りごとだから。理由を考え直して
AIは、現場の事情を持っていません。そこを知っているのはあなたです。理由に納得できないときは、直させます。
Step 3:決めたことを、1枚に書き足す
5つが決まったら、1枚の計画に書き足させます。
決めた結果を、1枚の計画の最後に「今回は作らないもの」と「次に回すもの」として書き足して。やっぱり入れると決めたものは、本文のほうを直して
そして読み上げさせて、決めたとおりになっているかを確かめます。
ここが核心
足せるだけ足すのではなく、作らないものを先に決めて、紙に残す。
注意
「作らない」は、今回は作らない、という意味
使ってもらって困りごとが見えたら、次に回したものから、また選べます。
セルフチェック
1. AIが「メール通知は今回作らない」と挙げましたが、あなたは納得できません。どうしますか?
今日のまとめ
- 作らない候補は、AIに理由つきで5つ挙げさせる
- 1つずつ、作らない・次に回す・やっぱり入れる、のどれかに自分で決める
- 決めたことは、1枚の計画に書き足して残す
これで第13章は終わりです。道具箱に、「1枚の計画を作り、作らないものも決めた」を足せます。
次は、1枚の計画をもとに、まず一番小さい形を動かして見せてもらってみよう。まず一番小さい形で、動かして見せてもらうには?