自分で触って直した画面は、もう「分かる」画面になっています。作った本人は、どこをどう押せばいいかを、知っているからです。
そこで、別の人に触ってもらいます。人数は、3人です。1人では偶然かもしれず、10人では集め切れません。
この回も、「Code」で進めます。
Step 1:触ってもらう準備をする
触ってもらう方法は、あなたの画面の前に来てもらう形にします。あなたのパソコンで、Browser pane に開いた画面を、横で触ってもらいます。
入れるデータは、練習用だけです。実在の人の名前や、本物の依頼は、入れません。
AIに、見るポイントを短くまとめてもらいます。
3人に画面を触ってもらいます。頼み方(最初に何と言うか)と、横で見るときのポイントを、短いメモにして。私は、教えずに黙って見ているだけにしたい
頼み方は、たとえばこうです。「チームの外から、会議室の予約を頼む人になったつもりで、依頼を1件入れてみてください。どう押せばいいかは、教えません」。
Step 2:黙って見て、迷った所を書く
触ってもらっている間は、教えません。迷っても、黙って見ます。
触ってもらうときの流れ
お題を1つだけ伝える
「会議室の予約の依頼を、1件入れてみてください」
黙って見る
手が止まった所、聞き返された所、戻った所を書く
終わったら、1つだけ聞く
「いちばん分かりにくかったのは、どこでしたか?」
3人分を並べる
2人以上が迷った所に印を付ける
Step 3:2人以上が迷った所を、直す
3人分の書きとめを、AIに見せて、並べてもらいます。
3人の迷った所を書きます。2人以上が迷った所を挙げて。1人だけが迷った所は、別に分けて
直すのは、2人以上が迷った所からです。1人だけの迷いは、いったん置きます。
直し方は、前の回と同じです。迷った所と、そのとき思ったことを言って、「ほかは変えないで」と添えます。
ここが核心
1人の意見ですぐ直すのではなく、3人のうち2人以上が迷った所から直す。
注意
3人で全部は分からないので、迷いの種類を見る
3人は、あなたの知り合いに偏りがちです。3人が迷わなくても、チームの外の人は迷うかもしれません。この回では、よくある迷いを先に潰しておきます。
セルフチェック
1. 3人に触ってもらいました。1人だけが「色が見にくい」と言い、2人が「追加を押した後に何が起きたか分からない」と言いました。どちらから直しますか?
今日のまとめ
- 3人に、黙って触ってもらう。お題は1つだけ
- 迷った所を3人分並べて、2人以上が迷った所に印を付ける
- 直すのは、2人以上が迷った所から
次は、データが空のときや、うまくいかなかったときの画面も、見てみよう。空っぽの時と、うまくいかない時の画面を見るには?