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公開の前に、点検の項目を出してもらう

「安全か見て」と頼む代わりに、確かめる項目を先に出させ、人が選んで足し引きします。

鍵の件は直りました。公開を前に、AIに頼みました。「安全かどうか、見て」。返ってきたのは、「問題は見つかりませんでした」の1行でした。

安心したいところですが、何を見たのか、何を見なかったのか、1つも分かりません。1行だけの「問題なし」は、確かめたことの証拠にならないのです。

Step 1:先に、項目を出させる

点検は、「見て」と頼むより先に、何を確かめるのかを、AIに挙げさせます。

AIが何かをする前に確認してきたら、何をしようとしているかを1行読みます。よければ許可します。分からなければ「それは何のため?」と聞きます。

頼まれごと帳を公開する前に、確かめる項目を挙げて。
項目ごとに、何のために確かめるのかを、専門用語を使わずに1行で添えて

返ってくる項目は、たとえばこうです。

  • 鍵や合い言葉が、画面の中身に書かれていないか(前の回)
  • 個人の情報や、本物の名前が、画面の中身に混ざっていないか
  • 見える範囲が、表のとおりになっているか(第15章)
  • 空っぽの時や、失敗した時の画面が、おかしくなっていないか(第14章)
  • 入力欄に、変なものを入れても、画面が壊れないか

AIが出した項目は、案です。自分の画面に関係ないものがあれば、外します。足りないと思うものは、足します。

Step 2:AIにできる点検と、人がやる点検を分ける

AIにセキュリティの点検を頼むと、AIは、作った画面の中身(文字として書かれたもの)を読んで確かめます。公開されたあとの、実際に動いている画面を開いて確かめる点検ではありません。

だから、項目ごとに、どちらでやるかを分けます。

  • 画面の中身の文字を読めば分かる項目:AIに頼む(鍵、個人の情報)
  • 実際に開かないと分からない項目:人がやる(別の人として開く)

点検の頼み方

「安全か見て」

返事は「問題ありません」の1行。何を見たのかも、見なかったことも分からない

項目を出させて、人が選ぶ

5つの項目と、それぞれの理由が並ぶ。人が足し引きして、どれをAIが、どれを自分が確かめるかを決める

ここが核心

「安全か見て」と丸ごと頼むのではなく、確かめる項目を先に出させて、人が選ぶ。

項目の一覧は、そのまま、第17章の安全ゲートの土台になります。

注意

項目の一覧には、自分の心配ごとを足す

AIが出す項目は、一般的な案です。あなたの画面に特有の心配ごとは、あなたにしか分からない場合があります。「他に心配な点はある?」と聞き、自分でも1つは足してみます。

セルフチェック

1. 公開の前に、点検をAIに頼みます。最初の頼み方として、いちばんよいものはどれですか?

今日のまとめ

  • 出させる:確かめる項目と、それぞれの理由を一行で挙げさせる
  • 選ぶ:関係ない項目は外し、足りないと思うものは足す
  • 分ける:AIが読めば分かるものと、人が開いて確かめるものに分ける

次は、点検の結果を「確かめた」と「確かめられなかった」に分けて返してもらおう。「確かめた」と「確かめられなかった」を分けさせる

参考

  • Claude Code Docs「Security guidance」(特定のファイルやフォルダを、安全上の弱点がないかという観点でClaudeに見てもらう方法。点検は手元の画面の中身を読むもので、動いているサイトは見ない)

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