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個人の情報と規約は、人が決める

AIが出してよいのは材料まで。個人の情報、利用の規約、法律にかかわることは人が決め、大事な場面では専門の人に聞きます。

点検の一覧が整いました。ところで、頼まれごと帳に「連絡先」の欄があるのは、本当に要るのでしょうか。外の道具の使い方のルールには、何と書いてあるのでしょうか。

AIに「この画面、問題ない?」と聞くと、もっともらしい答えは返ってきます。でも、ここから先は、AIが決めてよいことではありません。

Step 1:AIに出させてよいのは、材料まで

個人の情報、利用の規約、法律。この3つにかかわることは、AIに「材料」を出させます。決めるのは人です。

まず、集めている情報を一覧にさせます。

頼まれごと帳が集める情報を、全部挙げて。
それぞれ、何のために要るのかも添えて。なくても動くものがあれば、外す案も出して

一覧を、自分の目で読みます。「連絡先」が、何のために要るのか、説明がつかなければ、外す方向で考えます。要らない情報は、最初から聞かなければ、守る必要も、漏れる心配もありません。

次に、規約を調べさせます。

この画面で使っている外の道具の、利用の規約から、守る必要がありそうな点を挙げて。
どこに書いてあるかも添えて。規約を読んでいない部分は、読んでいないと書いて

Step 2:どこから先を、人が決めるか

AIが出せるのは、一覧と、一般的な説明と、下書きです。次のことは、人が決めます。

  • どんな情報を集めるか、集めないか
  • 集めた情報を、誰に見せるか、いつまで持つか
  • 外の道具の規約に同意するか、その使い方でよいか
  • 法律で決まっていることに、この画面が当てはまるか

最後の1つは、特に慎重にします。AIの説明は、一般的な話で、あなたの場合に当てはまるとは限りません。お客さんの情報、お金、健康や子どもの情報のように、扱いが重い場面では、会社の担当の部署や、専門の人に聞きます。AIの説明は、その人に聞くときの質問の材料に使います。

AIと人の分担

AIに出させてよい

集める情報の一覧、それぞれの理由、外す案、規約の気になる点の候補、専門の人に聞くことの下書き

人が決める

どの情報を集めるか、誰に見せるか、規約に同意するか、法律に当てはまるか。重い場面は専門の人に

ここが核心

AIに判断を任せるのではなく、AIに材料を出させて、人が決める。

決めたことは、自分の言葉で、1行ずつ記録に残しておきます。あとで「なぜそうしたのか」を聞かれたとき、答えられるからです。

注意

大事な場面では、専門の人に相談する

ここに書いたのは、AIとの付き合い方の一般的な話です。あなたの画面がどの決まりに当てはまるかは、状況で変わります。大事な場面では、会社の担当の部署や、専門の人に相談してください。

セルフチェック

1. 画面の「連絡先」の欄が、本当に必要か迷っています。AIにどう頼みますか?

今日のまとめ

  • 出させる:集める情報の一覧、それぞれの理由、外す案、規約の気になる点
  • 決める:集める情報、見せる相手、規約への同意、法律への当てはまりは人が決める
  • 聞く:重い場面は、会社の担当の部署や専門の人に聞く

これで第16章は終わりです。道具箱に、「公開の前に、確かめた項目と確かめられなかった項目を分けた」を1行足しましょう。

次は、いよいよ公開して、自分でURLを開いて確かめてみよう。公開して、URLを開いて確かめる

参考

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