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やめ時と、引き継ぎ

公開した画面には、やめ時がいつか来ます。やめる前に決めておくことと、人に渡すときの引き継ぎのメモを、AIに作らせます。

半年たちました。頼まれごと帳を使う人は、数人に減っています。自分も、部署が変わって、手が回りません。

公開した画面は、作った人が忘れても、そのまま残ります。見られ続け、入力され続けます。やめるにしても、人に渡すにしても、決めておかないと、持ち主のいない画面が残ります。この回も「Code」で進めます。

Step 1:やめどきの目安を、先に決める

やめ時は、あとから迷わないように、公開しているうちに決めておきます。AIに、材料を出させます。

公開した頼まれごと帳について、やめ時を決める目安の候補を5つ挙げて。使われ方、直す手間、費用、持ち主の都合、の観点で。それぞれ、やめるべき目安と、続けてよい目安の両方を書いて

並んだ候補から、自分が納得できるものを2つ選びます。たとえば「3か月、使う人が0人」「費用が月にこの額を超えた」のような、数えられる目安です。

Step 2:やめるときの手順を、AIに出させる

やめるとは、公開を止めることです。止め方は、公開先によって違います。だから、止める日の前に、手順を出させます。

この頼まれごと帳の公開を止めるには、何をすればいいか、順番に教えて。止めると、入力されたデータは残るのか消えるのかも書いて。分からない所は『分からない』と書いて

データが残るか消えるかは、必ず読みます。Claudeのチャットで作って共有した画面は、共有をやめると、それが使っていた保存データも消え、同じものを出し直せません。ここで「Code」で作った頼まれごと帳が、止めるとどうなるかは、止める前にAIに聞いて確かめます。

止める操作の中で、アカウントでの操作は自分でします。

Step 3:人に渡すなら、引き継ぎのメモを作らせる

人に渡すなら、一緒に、メモを渡します。作るのは、AIです。

この頼まれごと帳を、別の人に引き継ぐためのメモを作って。何のための画面か、どこで公開しているか、週に1回何を確かめているか、まだ直していない所、困ったときに誰に聞くか、の順で。パスワードや鍵は、書かないで

パスワードや鍵はメモに書きません。どこに保管してあるかだけを書き、渡すときは、会って、または会社の決まった方法で、人から人へ渡します。

引き継ぎのメモは、読む人の立場で確かめます。AIに「このメモだけで、初めての人が次の1週間を回せますか。足りない所を挙げて」と聞くと、抜けが見つかります。

やめるときと、渡すとき

やめる

「そろそろやめよう」と、思いついた日に止める。使っている人に知らせていない。データがどうなるかも、確かめていない

やめ時を決めておく

目安を先に決め、止める前に手順とデータの行方を読む。使っている人には、止める日を先に知らせる

ここが核心

作って出して終わりではなく、やめる日と、渡す相手を、出したときに決めておく。

注意

止める前に、使っている人へ知らせる

公開を止めると、使っている人は、急に開けなくなります。止める日は、前もって知らせます。知らせる文面はAIに下書きさせて構いませんが、送るのは自分です。個人の入力が残るなら、その扱いは、会社のルールか、決める権限のある人に聞きます。

セルフチェック

1. 頼まれごと帳を、別の人に引き継ぎます。メモに入れてはいけないものはどれですか?

今日のまとめ

  • 決めておく:やめ時の目安は、数えられるものを2つ
  • 確かめる:止める前に、手順と、データの行方を読む。使う人には先に知らせる
  • 渡す:引き継ぎのメモはAIに作らせ、パスワードは書かない

これで第17章は終わりです。道具箱には「公開した画面を、使われ方を見ながら、直して育てる」という1行を足してください。次は、第3部の安全ゲートで、出す前の点検を毎回の型にしてみよう。

参考

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