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Caseカルテ・書類書類作成系

退院サマリーの下書きを、入院メモから10分で組み立てる

入院経過のメモ箇条書きをClaudeに渡して、退院サマリーのフォーマットに整形。30分かかっていた作業が10分に。ただし数値は必ず原本突合。

小児科医 / 卒後10年目 / 中規模総合病院Claude4 min

効いた点

1件あたり 約30分 → 10分。文体・構成が安定し、上級医からの差し戻しも減った

限界

投薬量・検査値・日付は必ず原カルテと突合する。AI出力をそのまま採用しない。数値の改変は患者安全に直結するため例外なし

場面

退院サマリーの下書き作成

入力

入院経過のメモ箇条書きをClaudeに渡し、退院サマリーのフォーマット(主訴/現病歴/経過/退院時指示)に整形させる

状況

退院サマリーは1件30分かかる。書く内容は分かっているのに、毎回「文体を整える」「過去のサマリーから様式を引っ張る」「言い回しを統一する」という整形作業に時間を取られていた。

入院中のメモは断片的な箇条書きで蓄積している。これを正式な文書に変換する 「整形のレイヤー」だけをAIに渡せばいい と気づいたのが起点。

やったこと

入院中のメモを以下の形でClaudeに渡す。

以下は入院経過のメモです。
当院の退院サマリーフォーマット(主訴/現病歴/経過/退院時指示/フォロー予定)に整理してください。

条件:
- 投薬や検査値の数値は元のメモから変えない
- 不明点は推測せず「(原カルテ参照)」と書く
- 文体は「である調」、医療従事者向け
- 経過は時系列順に、日付付きで

[メモ箇条書きをここに貼る]

返ってきた下書きを、原カルテと並べて1件あたり数分で突合・修正する。文体・構成はそのまま使え、修正は 数値と固有名詞だけ に集中できる。

効いたところ

  • 1件あたり 30分 → 10分 に短縮
  • 文体が安定し、上級医からの「言い回し直して」フィードバックが減った
  • 「サマリーを書く気力」が温存され、当日のうちに完了するようになった
  • 過去サマリーをコピペして上書きする悪習慣が消えた(毎回ゼロから整形できるため)

限界・気をつけていること

数値を間違えると患者安全に直結する。ここは妥協しない。

  • 数値: 投薬量、検査値、入退院日、年齢、体重、すべて原カルテと1つずつ突合する
  • 薬剤名: 後発品 / 先発品の表記揺れ、商品名と一般名の混在をAIが勝手に統一することがある。元のメモ通りに戻す
  • 記載漏れ: AIは「メモに書かれていないこと」は補完しない。逆に メモに書き忘れた重要事項は最後まで漏れたまま になる。チェックリスト的に確認する
  • 個人情報: 当然ながら、患者氏名・ID・DOBは送信前に伏字化する

「AIが作った下書きを医師が確認」ではなく「医師が書いたものをAIで整形している」という認識でいる方が安全。

横展開

紹介状、診断書、保険会社向け診療内容証明など、様式が決まっていてメモ→正式文書に変換するだけ の書類はすべて同じパターンで効率化できる。