メインコンテンツへスキップ
レッスン 1 / 8|8分で読めます

なぜ医師がコードを書く時代なのか

プログラミングはもう専門家だけのものじゃない。AIに話しかけるだけでアプリが作れる時代が来た。

なぜ医師がコードを書く時代なのか

ある小児科医の話

外来で、保護者に毎回同じ説明をしている自分に気づいた小児科医がいた。熱が出たらどうする、薬はどう飲ませる。口頭で伝えて、翌週にはきれいに忘れられている。

スマホで読める情報サイトがあれば解決するのに。

開発会社に相談したら、見積もりは500万円。3か月かかる。内容を変えたいときは毎回追加費用。

その小児科医は、Claude Codeで自分でサイトを作った。週末の2日で。費用は月額利用料だけ。修正したければ「ここをこう変えて」と言うだけ。数分で終わる。

作り話じゃない。実際に起きたことだ。


何が変わったのか

2025年より前のプログラミングは、特殊な記号の羅列を一文字も間違えずに打つ世界だった。何年もかけて学ぶ専門技術。医師がわざわざ手を出す領域ではなかった。

それが変わった。

今のプログラミングは会話だ。日本語で「こういうものが欲しい」と言う。AIがコードを書く。結果を見て「もうちょっとこうして」と伝える。AIが直す。その繰り返しでアプリが完成する。

覚えるのはプログラミング言語じゃない。AIとの会話の仕方だ。


Claude Codeとは何か

パソコンの中にいるプログラマーだと思ってほしい。日本語で指示すると、コードを書いてくれる。

ファイルを作り、コードを書き、動くものに仕上げるところまで全部やる。あなたのパソコンの中で。

普通のチャットAI(ChatGPTやClaudeのWeb版)は「こう書けばいいですよ」と教えてくれるだけだ。Claude Codeは違う。実際にファイルを触って、手を動かしてくれる。ここが一番大きい。


学ばなくていいこと

安心してほしい。このコースでは以下を一切扱わない。

  • プログラミング言語(JavaScript、Pythonなど)の文法
  • アルゴリズムやデータ構造
  • コンピュータサイエンスの理論
  • 数学的な知識

全部Claude Codeがやる。

学ぶこと

代わりに3つだけ学ぶ。

伝え方。Claude Codeに何をどう言えば欲しいものが出てくるか。処方箋と同じで、正確に伝えるコツがある。

整理の仕方。ファイルをどう置くか、作ったものをどう管理するか。

確認の仕方。出来上がったものがちゃんと動いているか確かめる方法。


実際に医師が作ったもの

どんなものが作れるのか。全部、医師がClaude Codeで作った実例だ。

みなとん(患者向け情報サイト)。港区の子育て世帯向けに、病気や子育て支援の情報をまとめている。記事は350以上。外来で「みなとんで検索してみてください」と言えば、保護者がスマホで読める。口頭説明の繰り返しから解放された。

hoshizu(知識共有ポータル)。医療者向けの学習コンテンツをまとめたサイト。今あなたが読んでいるこのページがまさにそれだ。コース形式の仕組みごと、Claude Codeとの会話で作った。

小児科専門医試験アプリ。670以上の疾患データベースから出題して解説を表示する。学習進捗の記録もできる。市販にはない自分専用の学習ツール。

開発会社に頼めば数百万円。それがClaude Codeとの会話で作れる。


このコースの全体像

全8レッスンある。

今いるのがレッスン1。レッスン2でClaude Codeをインストールして最初の会話をする。レッスン3以降はCLAUDE.mdの書き方、変更履歴の管理と進んで、最後は自分のWebアプリをインターネットに公開するところまでいく。

レッスン8が終わるころには、頭の中のアイデアを自分で形にできるようになっている。

必要なのはプログラミングの知識じゃない。何を作りたいかを言葉にする力だけだ。

では、次のレッスンで手を動かそう。


明日のアクション

「こんなツールがあったら、自分の仕事が楽になるのに」と思うものを1つ、紙やメモアプリに書き出してみてください。具体的であるほどいいです。「患者説明用の資料を自動で作りたい」「当直表を簡単に作りたい」など。このコースを通じて、それを実際に形にすることを目指します。