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AMPL/ dev
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MCPとは何か ─ 用語と全体像

Model Context Protocol の仕組みを、専門用語なしで理解する。Claudeに「道具を生やす」とはどういうことか。梶谷氏の「部下」比喩から入る。

この講座は「AMPL dev 教科書」に移しています。はじめて学ぶ方は、教科書から読んでください。

このレッスンで

終わる頃には、次ができるようになります

  • MCPが、Claudeに外部ツールを使う許可を渡す仕組みだとレストラン比喩で説明できる
  • MCPクライアント・MCPサーバー・ツールという3つの役割の違いを説明できる
  • 公式・コミュニティ・自作というMCPの3種類の違いと、接続時は外部と通信する点を説明できる

第2回 MCPとは何か ─ 用語と全体像

「ある種の部下を呼び出す」

梶谷健人氏は、Claude Codeのエージェント機能をこう表現しました。

ある種部下として、自動で呼び出してこういうのを作ってくれる、みたいな感じ

単純にAIに質問するのではなく、実際に何かを実行する存在として呼び出す発想が、MCPを理解する出発点です。


Claude Codeの「デフォルトの限界」

Claude Codeの「デフォルトの限界」

デフォルトでできること

コードを書く

文章を要約する

ファイルを作る・編集する

ターミナルコマンドを実行する

デフォルトではできないこと

Notionのページを更新する

Googleカレンダーに予定を入れる

PubMedで論文を検索する

Slackにメッセージを送る

データベースに問い合わせる

この「デフォルトではできないこと」をできるようにするのが、MCPです。


MCPとは何か

MCP(Model Context Protocol)とは、ClaudeなどのAIに外部ツールへのアクセス権を渡す仕組みです。直訳すると「モデルにコンテキストを渡すプロトコル(約束事)」ですが、本質は1行にまとまります。

Claudeに「この道具を使っていい」という許可を渡す仕組み


レストランの仕入れ業者に例えると

いけとも氏の比喩を借りると、レストラン(Claude Code)は食材を自分では仕入れられず、仕入れ業者と契約して初めて手に入ります。

登場人物役割例
レストランClaude Codeあなたが話しかけるAI
仕入れ業者MCPサーバーNotion・PubMed・Slack
仕入れ品データ・操作権限ページ内容・論文・メッセージ

MCPを繋ぐとは、この契約を結ぶことです。業者が増えるほど、作れる料理の幅が広がります。


MCPの3つの登場人物

MCPの3つの登場人物

1

MCPクライアント

Claude Code側

2

MCPサーバー

外部ツールへの橋渡し役

3

ツール(Tool)

MCPサーバーが提供する個別の機能


MCP接続の仕組み

Claude Codeへの接続は、設定ファイルに1〜3行追記するだけです。

claude mcp add notion

または設定ファイル(~/.claude.json)に直接書く方法もあります。

{
  "mcpServers": {
    "notion": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@notionhq/notion-mcp-server"],
      "env": {
        "NOTION_API_KEY": "your_key_here"
      }
    }
  }
}

一度繋いだら、Claude Codeが起動するたびに自動で接続します。

確認したいのは3点だけです。サーバー名が1つあること、起動する command が書かれていること、必要な引数や環境変数がまとまっていること。この形が見えたら、次は「追加して、確認する」流れに進みます。


代表的なMCP一覧

使える頻度が高い順に整理しました。

Notion

ページ読み書き・検索・データベース操作

Slack

メッセージ送信・チャンネル操作

Google Calendar

予定の追加・変更・確認

Gmail

メール読み書き・送信

PubMed

論文検索・要約

Web検索(Brave等)

リアルタイム検索

Supabase

データベースのクエリ・操作

Google Analytics

アクセスデータ取得・分析

Search Console

検索ワード・SEOデータ

GitHub

Issue管理・PRレビュー

代表的なMCP一覧

MCPの種類:公式・コミュニティ・自作

MCPの3つの出所

1

公式MCP

サービス提供会社が作ったもの

2

コミュニティMCP

開発者がGitHubで公開しているもの

3

自作MCP

自分の業務に特化した機能を作る


MCP探しの場所

すでに何百ものMCPが公開されています。

「PubMed MCP」「Notion MCP」のように、使いたいツール名 + MCP で検索すると見つかります。


注意:MCPはインターネットを通る

MCPを使うと、Claude Codeが外部サービスに接続し、インターネットを通してデータをやりとりします。

患者の氏名・ID・所見、自分の認証情報(パスワード・APIキー)は、MCPを通じて外部に送らないことが原則です。

セキュリティの詳細は Lesson 07 で扱います。 今は「繋いだら外部と通信している」という意識を持っておくだけで十分です。


演習:自分が繋ぎたいMCPを3つ挙げる

Lesson 01 で書き出した「手作業コスト」を見返してください。

その手作業を減らすために、どのMCPが使えそうでしょうか。 3つ以内で、具体的なMCPの名前を書いてみてください。

書いたものが、Lesson 03〜04での実装ターゲットになります。

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