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「これやっていい?」と聞かれたら(パーミッション)
レッスン 5 / 12|11分で読めます

「これやっていい?」と聞かれたら(パーミッション)

Claudeは勝手にファイル書いたりコマンド実行したりしない。「いい?」って聞いてくれる。その仕組み。

このレッスンで終わる頃には

  • 許可画面が出ても怖くなくなる。見るべきところだけ見ればOK、が分かる
  • 「毎回聞かれるのめんどう」と感じたときの安全な抜け道も知ってる

Claudeは勝手に何もしない

Claudeに「このファイル消して」って頼むと、すぐ消すわけじゃない。

**「ほんとに消していい?」**って聞いてくる。

この「聞いてくる仕組み」が パーミッション(許可)。ちょっとうっとうしいけど、めちゃくちゃ大事な安全装置


Claudeが使う道具(ツール)

Claudeが仕事する時、裏で6個くらいの道具を使い分けてる。

自分で「Readツール使って!」なんて指示する必要はない。「このファイル見せて」と言えば、勝手にReadを選ぶ。裏で何使ってるかくらいは 知っとくと画面見たときに焦らない、その程度でいい。


読むだけのやつは勝手にやる

Read / Grep / Glob は 見るだけ。壊れようがないから、確認なしでサッと実行する。

このフォルダに何が入ってる?

→ 一瞬でリストアップしてくれる。


書くやつ・コマンド実行は、いちいち聞いてくる

Write / Edit / Bash は 世界を変える道具。勝手にやると事故るので、毎回確認してくる。

パーミッションダイアログとチェックポイント
左: 実際に出てくるダイアログのイメージ/右: Yes を押す前の1秒チェックリスト
test.txtを作って

ってお願いすると、こんな画面が出てくる。

Claude wants to write to test.txt

Allow? [y] Yes  [n] No  [a] Always allow

ここで立ち止まって、一瞬だけ確認する

  • ファイル名、合ってる?
  • 中身、変じゃない?

納得できたらYes。違ってたらNo。それだけ。

「一瞬見る」を習慣に

全部スキップすると事故る。全部熟読すると疲れる。

「ファイル名が想定通り」を確認して、Yes。1秒で済む。この1秒が、事故の95%を防ぎます。


Yes / No / Always allow の3択

選択肢意味
Yes今回だけOK。次はまた聞いてくる
Always allowこのセッション中は同じ系統の操作を聞かない
No却下。別のやり方を提案してくることも

最初はYesで1個ずつ。慣れて「このフォルダなら好きにやっていいよ」と思えたら Always allow でテンポアップ。


設定は勝手に保存されてる

「Always allow」した内容は .claude/settings.json に自動で保存される。

自分で触る必要はない。気になる人だけ、中身を見てみるといい。

cat .claude/settings.json

「やっぱり毎回確認したい」と思ったら、このファイルを消せば最初からやり直せる。


「毎回聞かれるの、マジで疲れた」ってなった時

定型作業(毎朝のニュース要約、定期レポート生成)を何回も回してると、確認画面の連続に疲れてくる。

そのための バイパスモード ってのがある。

バイパスモード=全部スキップ=劇薬

全ての確認をスキップして、ノンストップで動かすモード。速いけど危ない。

手順が決まってて、過去に何度も動かして問題なかった作業だけ、バイパスで回す。新しいことをやる時には絶対使わない。

どこで切り替える?

アプリの 設定 > Claude Code > バイパス権限モードを許可 をオン。

あとはプロジェクトを開いて、モードを「バイパス」に切り替え。確認が出なくなる。

使っていいシーン・ダメなシーン

シーンバイパス可?
毎朝のニュース要約◎ 手順決まってる
スケジュール自動実行◎ 人が立ち会わない
テストだけ回す○ 副作用少ない
新機能の開発✕ 予想外のコマンドが走る
本番DBを触る✕✕ 絶対ダメ

迷ったら Noバイパス(通常モード)で。


ついでに: Webアクセスの許可リスト

ツールとは別に、どのWebサイトを見ていいか も管理できる。

アプリの 設定 > 機能 > ドメイン許可リスト

医療業務なら、こういう「いつも使うサイト」だけ登録しておく。

  • pubmed.ncbi.nlm.nih.gov (PubMed)
  • www.mhlw.go.jp (厚労省)
  • www.jpeds.or.jp (日本小児科学会)
  • minds.jcqhc.or.jp (Minds)

信頼できるサイトだけリストアップ。それ以外に飛ぼうとしたら止まる。

「すべてのドメイン許可」もあるけど、変なサイトに誘導されるリスクがあるので、業務用途ではリスト方式がおすすめ


やってみよう

Claudeに2つだけ試してみる。

1. 読む系 → 確認なしで動く

このフォルダのファイルを全部教えて

→ 一瞬で一覧が出る。

2. 書く系 → 確認が出る

test.txt を作って、中に「テスト完了」と書いて

→ 「書き込んでいい?」の画面。ファイル名を一瞬確認してYes。

この差を体感しておくと、「読むやつはスムーズ、書くやつは確認」のリズムが自然に身につく。


まとめ

  • Claudeは 書き換え・コマンド実行の時は必ず聞いてくる。これが安全装置
  • 選択肢は Yes / No / Always allow の3つ
  • 毎回確認が疲れたら バイパスモード、ただし定型作業限定
  • Webアクセスは ドメイン許可リスト で絞る

怖い画面に見えるけど、一瞬見てYes が基本。それで事故はほぼ起きない。

次は UV。「PCに変なもの勝手に入って大丈夫?」という不安を消す話。

Claude公式: Authentication & access の docs ページ
docs.claude.com の権限ドキュメント。バイパスモードや認証の詳細はここから辿れる
Claude公式: 権限とツールの設定

Claude Code のパーミッション・ツール設定の公式ドキュメント。バイパスモードやドメイン許可の詳細はここ

Webdocs.claude.com

明日のアクション

順番にやってみてください。

  1. 「このフォルダに何がある?」と聞く → 確認なしで動くのを見る
  2. 「test.txtを作って」と頼む → 確認画面が出る。ファイル名を見てYes
  3. ドメイン許可リストを開いて、よく使うサイトを3つ追加
  4. (慣れてきたら)定型のリサーチ系を1本、バイパスモードで走らせて速度を体感