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レッスン 6 / 8|8分で読めます

Gitで変更履歴を管理する

書いたものを壊してしまっても、いつでも前の状態に戻せる。Gitはそのための仕組み。

うまくいっていたのに、壊してしまった

作っていると必ずこの瞬間が来る。さっきまで動いていたのに、いじったら動かなくなった。

どこを変えたか思い出せない。Ctrl+Zを連打しても手遅れ。

Gitは、この「やり直したい」を叶える仕組みだ。まず体験してから理屈を話す。

まずやってみる: 最初のコミット

ターミナルを開いて、適当なフォルダで試そう。

テスト用フォルダを作成
$mkdir git-test
$cd git-test

Claude Codeにこう話しかける。

このフォルダをGitで管理できるようにして

Claude Codeが git init を実行してくれる。これでこのフォルダの変更が記録されるようになった。

次にファイルをひとつ作る。

hello.txt というファイルを作って。中身は「はじめてのGit」にして

ファイルができたら、こう言う。

これをコミットして

Claude Codeが変更内容を見て、説明文をつけて、記録してくれる。

このまるごと保存する操作がコミット。ゲームのセーブポイントを打つようなものだと思ってほしい。

Gitの全体像を掴む

覚える言葉は4つだけ。

リポジトリ: Gitで管理されているフォルダ。git init したフォルダがリポジトリになる。見た目はふつうのフォルダだけど、中に .git という隠しフォルダができていて、そこに全履歴が入っている。

コミット: ある瞬間の状態をまるごと保存する操作。いくつでも作れるし、いつでも過去に戻れる。

GitHub: リポジトリをネット上に保存するサービス。パソコンが壊れてもここにあれば復元できる。チーム開発の共有場所にもなる。

Push / Pull: Pushは手元からGitHubにデータを送ること。Pullは逆で、GitHubから取ってくること。

変更して、コミットして、履歴を見る

続き。さっきの hello.txt を変更してみよう。

hello.txt の中身を「はじめてのGit。変更してみた。」に書き換えて

書き換えたらコミット。

これをコミットして

2つ目のコミットができた。履歴を見てみよう。

Gitの履歴を見せて

git log が走って、2つのコミットが時系列で出てくる。いつ何を変えたか、全部残っている。

ポイント

Claude Codeに「コミットして」と言うだけでいい。Gitのコマンドを覚える必要はない。Claude Codeが git add も git commit も全部やってくれる。

過去に戻れるという安心感

ここが一番大事な話。

hello.txt をうっかり消してしまったとする。

hello.txt を削除して

消えた。ふつうなら焦る場面だけど、Gitがあれば平気。

さっきの変更を取り消して、ひとつ前の状態に戻して

hello.txt が復活する。

これがGitの一番の価値。何を変えても戻れる。だから怖がらずに実験できる。

GitHubにアップロードする

自分のパソコンだけに保存していると、パソコンが壊れたら終わり。GitHubにもバックアップしておこう。

アカウントがなければ https://github.com で無料で作れる。

あとはClaude Codeに頼むだけ。

このリポジトリをGitHubにアップロードして。リポジトリ名は git-test で。

gh repo creategit push が走って、GitHubにリポジトリができる。ブラウザで https://github.com を開くと表示されているはずだ。

注意

GitHubにアップロードしたものは、設定によっては誰でも見られる。パスワードや個人情報が含まれるファイルは絶対にアップロードしないこと。Claude Codeも注意してくれるけど、自分でも意識しておくことが大切だ。

Gitを使う本当のメリット

履歴を残すだけが目的じゃない。

自由に実験できる。新機能を試して、ダメなら戻す。うまくいかなかったら捨てればいい。その気楽さが開発の速度を上げる。

Claude Codeとの相性が特にいい。大きな変更を頼んで、もし変な結果になってもコミットしておけば一瞬で元通り。安心して任せられる。

将来チームで開発するときもGitは必須になる。今のうちに慣れておいて損はない。

まとめ

Gitはファイルの変更を記録して、いつでも前に戻せる仕組み。

Claude Codeを使うなら覚える言葉は3つ。コミットして。履歴を見せて。戻して。コマンドは全部Claude Codeがやってくれる。

壊してもいい、と思えるだけで開発のスピードは変わる。

明日のアクション

適当なフォルダで git-test リポジトリを作り、ファイルを作成してコミットを2回やってみよう。その後「Gitの履歴を見せて」と言って、2つのコミットが記録されていることを確認すること。全部Claude Codeに話しかけるだけでできる。