メインコンテンツへスキップ
レッスン 7 / 8|9分で読めます

ここから先、どこに向かうか

入門から実践まで終えたあなたは、もう作りたいものを作れる医師です。次の選択肢を整理します。

このレッスンで終わる頃には

  • 15講で 何を手に入れたか が整理できる
  • 次に進む方向の選択肢が見える
  • 「次に何作ろう」の企画が書き出せる

ここまでたどり着いたこと、結構すごい

入門8講+実践7講=15講。お疲れさまでした。

最初のレッスン覚えてますか?「医師がコード書く必要あるの?」から始まって、ターミナルすら開いたことがなかった

ここまでの道のりを一枚の地図にすると、こんな感じ:

入門編で手に入れたもの

手に入れたもの
1-2インストールして、日本語で話しかけてコードを生む体験
3-4CLAUDE.mdで自己紹介を1回で済ます、パーミッションの仕組み
5-6Hooks/Skillsで自動化、Gitで「戻せる」安心感
7-8デプロイして ネットに公開。最初のURL発行

実践編で手に入れたもの

手に入れたもの
1MCP で外部サービスとつなぐ
2テスト で品質を担保
3マルチエージェント で並行開発
4パイプライン+スケジュール で自動化を積む
5API で自分のアプリにAIを埋め込む
6Learning Mode で学習を加速

今、作れるもの(具体的に)

15講前には無理だったもの:

  • 患者向け情報サイト: 疾患説明、予防接種スケジュール、受診の目安
  • 臨床支援ツール: 薬用量計算、成長曲線、検査値評価
  • 業務自動化: 退院サマリー下書き、紹介状テンプレ、論文検索要約
  • AIチャットボット: 監修済み情報だけで答える患者向けFAQ

全部作れる。技術じゃなくて企画で勝負できる状態になってます。


ここから先、3つの方向

どこに進むかは選べます。

1. Agent SDK で自律エージェント

Claude Codeの裏側と同じ技術で、人間が指示しなくても動くAI を構築できる。

  • 毎朝自動で論文をチェックしてSlack通知
  • 定期的にデータ集めてレポート生成
  • 条件を満たしたら勝手に判断・実行

「自分がいなくても仕事が進む」状態を、さらに一段上げるなら。

2. 医療アプリの深掘り

医療アプリには特有の壁があります:

  • 個人情報保護 (HIPAA、個人情報保護法)
  • 医療情報の正確性担保
  • 医療機器規制(薬機法)

技術だけじゃ足りない。法規制・エビデンスの扱い方 まで踏み込むと、本当に臨床で使えるツールが作れる。AMPLの他講座(医療AI倫理、医療データ法規)と組み合わせるのがおすすめ。

3. コミュニティに接続

一人で学ぶのは限界がある。おすすめの接続先:

  • Anthropic公式ドキュメント: APIの最新仕様
  • Claude Code公式ドキュメント: ツール・Skillsの詳細
  • Zenn / note: 日本語の実践記事が多い
  • Everything Claude Codeプラグイン: コミュニティ製Skills/Hooks

自分が作ったものを公開する とフィードバックが返ってくる。そこから次のアイデアが生まれる循環ができます。


15講で一番伝えたかったこと

1つだけ選べと言われたら、これ:

全部を知る必要はない。正しく質問する方法さえ知っていれば、答えにたどり着ける

文法の暗記も、フレームワークの仕様暗記も、いらない。

  • 何を作りたいかを 日本語で説明できること
  • 何がうまくいってないかを 観察して伝えられること
  • 本当にやりたいことと手段を 区別できること

これ、医師として毎日やってることと 同じ

  • 患者の話を聞く → 要件ヒアリング
  • 症状を観察する → デバッグ
  • 本質的な問題を見極める → 設計

医師としての力が、そのままAI時代の開発力になる。これが一番伝えたいことでした。

医師の仕事と開発、同じ

「全部を知らなくていい、正しく質問する方法を知っていればいい」

これ、医療でもAI開発でも変わらない。鑑別診断を立てて、問診で絞り込んで、検査で確認する。その思考プロセスがコードにも効きます。


最後に

15講前、ターミナル開いたこともなかった。

今は:

  • CLAUDE.mdでAIに方針を伝える
  • Gitで履歴を管理する
  • MCPで外部と繋ぐ
  • テストで品質を守る
  • マルチエージェントで並行作業
  • パイプラインで自動化
  • APIで自分だけのAIツール

全部できる

身についたのは特定の技術じゃなくて、「自分が必要とするものを自分で作れる」確信 です。

次に何を作るかは、もう問う必要すらない。臨床で困ってることを、そのまま作ればいい。道具は揃ってます。

お疲れさまでした。


明日のアクション

15講で学んだことを総動員して、「これがあったら助かる」と思うツールを1つ企画 してみてください。

紙でも、テキストファイルでも、Notionでもいい。3点だけ書く:

  1. 誰が使うか(自分、同僚、患者、誰?)
  2. 何ができるか(1行で)
  3. どの技術で(MCP、API、パイプライン、単なるWebアプリなど)

書き出したら、そのメモが 次のプロジェクトのCLAUDE.mdの原型 になります。次の1本、始めましょう。