このレッスンで終わる頃には
- 15講で 何を手に入れたか が整理できる
- 次に進む方向の選択肢が見える
- 「次に何作ろう」の企画が書き出せる
ここまでたどり着いたこと、結構すごい
入門8講+実践7講=15講。お疲れさまでした。
最初のレッスン覚えてますか?「医師がコード書く必要あるの?」から始まって、ターミナルすら開いたことがなかった。
ここまでの道のりを一枚の地図にすると、こんな感じ:
入門編で手に入れたもの
| 章 | 手に入れたもの |
|---|---|
| 1-2 | インストールして、日本語で話しかけてコードを生む体験 |
| 3-4 | CLAUDE.mdで自己紹介を1回で済ます、パーミッションの仕組み |
| 5-6 | Hooks/Skillsで自動化、Gitで「戻せる」安心感 |
| 7-8 | デプロイして ネットに公開。最初のURL発行 |
実践編で手に入れたもの
| 章 | 手に入れたもの |
|---|---|
| 1 | MCP で外部サービスとつなぐ |
| 2 | テスト で品質を担保 |
| 3 | マルチエージェント で並行開発 |
| 4 | パイプライン+スケジュール で自動化を積む |
| 5 | API で自分のアプリにAIを埋め込む |
| 6 | Learning Mode で学習を加速 |
今、作れるもの(具体的に)
15講前には無理だったもの:
- 患者向け情報サイト: 疾患説明、予防接種スケジュール、受診の目安
- 臨床支援ツール: 薬用量計算、成長曲線、検査値評価
- 業務自動化: 退院サマリー下書き、紹介状テンプレ、論文検索要約
- AIチャットボット: 監修済み情報だけで答える患者向けFAQ
全部作れる。技術じゃなくて企画で勝負できる状態になってます。
ここから先、3つの方向
どこに進むかは選べます。
1. Agent SDK で自律エージェント
Claude Codeの裏側と同じ技術で、人間が指示しなくても動くAI を構築できる。
- 毎朝自動で論文をチェックしてSlack通知
- 定期的にデータ集めてレポート生成
- 条件を満たしたら勝手に判断・実行
「自分がいなくても仕事が進む」状態を、さらに一段上げるなら。
2. 医療アプリの深掘り
医療アプリには特有の壁があります:
- 個人情報保護 (HIPAA、個人情報保護法)
- 医療情報の正確性担保
- 医療機器規制(薬機法)
技術だけじゃ足りない。法規制・エビデンスの扱い方 まで踏み込むと、本当に臨床で使えるツールが作れる。AMPLの他講座(医療AI倫理、医療データ法規)と組み合わせるのがおすすめ。
3. コミュニティに接続
一人で学ぶのは限界がある。おすすめの接続先:
- Anthropic公式ドキュメント: APIの最新仕様
- Claude Code公式ドキュメント: ツール・Skillsの詳細
- Zenn / note: 日本語の実践記事が多い
- Everything Claude Codeプラグイン: コミュニティ製Skills/Hooks
自分が作ったものを公開する とフィードバックが返ってくる。そこから次のアイデアが生まれる循環ができます。
15講で一番伝えたかったこと
1つだけ選べと言われたら、これ:
全部を知る必要はない。正しく質問する方法さえ知っていれば、答えにたどり着ける
文法の暗記も、フレームワークの仕様暗記も、いらない。
- 何を作りたいかを 日本語で説明できること
- 何がうまくいってないかを 観察して伝えられること
- 本当にやりたいことと手段を 区別できること
これ、医師として毎日やってることと 同じ。
- 患者の話を聞く → 要件ヒアリング
- 症状を観察する → デバッグ
- 本質的な問題を見極める → 設計
医師としての力が、そのままAI時代の開発力になる。これが一番伝えたいことでした。
医師の仕事と開発、同じ
「全部を知らなくていい、正しく質問する方法を知っていればいい」
これ、医療でもAI開発でも変わらない。鑑別診断を立てて、問診で絞り込んで、検査で確認する。その思考プロセスがコードにも効きます。
最後に
15講前、ターミナル開いたこともなかった。
今は:
- CLAUDE.mdでAIに方針を伝える
- Gitで履歴を管理する
- MCPで外部と繋ぐ
- テストで品質を守る
- マルチエージェントで並行作業
- パイプラインで自動化
- APIで自分だけのAIツール
全部できる。
身についたのは特定の技術じゃなくて、「自分が必要とするものを自分で作れる」確信 です。
次に何を作るかは、もう問う必要すらない。臨床で困ってることを、そのまま作ればいい。道具は揃ってます。
お疲れさまでした。
明日のアクション
15講で学んだことを総動員して、「これがあったら助かる」と思うツールを1つ企画 してみてください。
紙でも、テキストファイルでも、Notionでもいい。3点だけ書く:
- 誰が使うか(自分、同僚、患者、誰?)
- 何ができるか(1行で)
- どの技術で(MCP、API、パイプライン、単なるWebアプリなど)
書き出したら、そのメモが 次のプロジェクトのCLAUDE.mdの原型 になります。次の1本、始めましょう。