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最初のレポート:自分の臨床疑問で回す

広すぎる問いは、ぼんやりしたレポートしか生まない。問いを対象・比較・知りたい形で絞る。自分の臨床疑問を1つ選び、実際にDeep Researchを最後まで回してみる。

  • レッスン 2 / 6
  • 8分

このレッスンで

終わる頃には、次ができるようになります

  • 対象・比較・知りたいこと・形の4要素で広い問いをDeep Research向けに絞り込める
  • 「引用は必ず付けて」を指示に足す必要があると説明できる
  • 自分の臨床疑問を1つ選びDeep Researchを最後まで回して地図として眺められる

前のレッスンで、Deep Researchが「下調べの下請け」だと分かりました。ここでは実際に1本、自分の手で回します。デモの題材ではなく、あなたが本当に調べたいことでやってください。

広い問いは、ぼんやり返ってくる

Deep Research の出来は、問いの立て方でほぼ決まります。

「高血圧について教えて」と投げると、教科書の目次のような、当たり障りのないレポートが返ってきます。問いが広すぎると、AIは焦点を絞れないからです。

医師は本来、良い問いの立て方を知っています。臨床疑問を絞るときの型を、そのまま使います。

問いを絞る4要素

1

対象

誰か。年齢・病態・状況

2

比較

何と何を比較したいか

3

知りたいこと

有効性・安全性・最近の動向・ガイドラインの差など

4

形

要約・比較表・時系列など、ほしい形

この4つを埋めるだけで、問いは見違えます。

before / after

同じテーマでも、絞るとこう変わります。

before(広い)

糖尿病の新しい薬について調べて。

after(絞った)

2型糖尿病の高齢患者を対象に、ある系統の薬剤の
心血管系アウトカムに関する最近の主要な知見を、
ガイドラインと主要試験を中心に、時系列で整理して。
引用は必ず付けて。

after では、対象・知りたいこと・情報源の重心・形が指定されています。ここまで絞ると、レポートは「あなたの下調べ」になります。

やってみる: あなたの1本

いま、Deep Research を1本回してください。

01

ツールを開く

ChatGPT・Gemini・Claudeのいずれか

02

問いを書く

4要素(対象・比較・知りたいこと・形)を埋める

03

指示を足す

「引用は必ず付けて」を最後に一言加える

04

地図として眺める

返ってきたレポートの全体像をまず見る

やってみる: あなたの1本

このレポートはまだ「地図」です。いまは、絞った問いが良い地図を生むことを体感できれば十分です。

宿題

自分の専門領域で、絞った問いを1本、実際に回してみてください。before(最初に思いついた広い問い)と after(4要素で絞った問い)の両方を回し、比べてみてください。

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