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GitHub + Vercelで公開する
レッスン 5 / 9|13分で読めます

GitHub + Vercelで公開する

ローカルで動いた、で終わらせない。GitHubにコードを上げて、Vercelで世界に出すまで、最短2コマンド。APIキーを漏らさないコツも一緒に。

このレッスンの一行サマリ

ローカルから世界まで、最短2コマンド。APIキーを漏らさない型 だけ最初に1つ覚えれば、あとはおまけ。

このレッスンで終わる頃には

  • 「公開する」が、自分のURLを誰かに送れる状態だと分かる
  • GitHubにコードを上げる最低限の流れが頭に入ってる
  • Vercelで1コマンド公開できる
  • APIキーを漏らさない型 を1つ覚えている

「ローカルで動いた」で終わらせない

Lesson 03でMVPが動いたあなた。

ターミナルや自分のブラウザで動くのは、まだ 自分のパソコンの中だけ の話です。

ここから一歩進んで、

URLを誰かに送ったら、その人が触れる状態。

これが「公開する」です。たった2サービスで、最短10分でできます。


公開に使う2つのサービス

サービス役割料金
GitHubコードの保管庫+共有先無料
Vercelコードを動くサイトとして公開する場所個人利用は無料

GitHubが「コードの倉庫」、Vercelが「倉庫から取り出して動くサイトに変換する工場」、というイメージです。

ローカル(自分のPC)
       │
       │ git push
       ▼
GitHub(コードの倉庫)
       │
       │ vercel deploy
       ▼
Vercel(公開先)
       │
       ▼
世界(誰でもアクセスできるURL)

ローカルから世界までの4ステップ

01

ローカル

自分のPC=家

02

GitHub

コードの倉庫

03

Vercel

公開する工場

04

世界

誰でも開けるURL

GitHub:コードの倉庫を作る

Vibe Coding 入門編 Lesson 6「GitHubに上げる」でも触れたGitHub、応用編では CLI から1コマンドで作る やり方を紹介します。

前提:gh コマンド

gh は GitHub公式のCLIです。インストール済みでなければ:

brew install gh
gh auth login

gh auth login でブラウザが立ち上がって、GitHubアカウントと連携します。1回やれば後は使い回せます。

リポジトリを作る

プロジェクトのフォルダで、こう打つだけ:

gh repo create my-pubmed-tool --private --source=. --push

これで:

  1. GitHubに my-pubmed-tool という プライベート リポジトリが作られる
  2. ローカルのコードがそこにアップロードされる

--private--public に変えると、誰でも見れる公開リポジトリになります。最初は --private で大丈夫。


絶対やる:APIキーを漏らさない型

ここがいちばん大事なので、太字にします。

公開リポジトリでも、私的リポジトリでも、APIキー・シークレットキー・パスワード は絶対にコードに混ぜないでください。

正しい型 vs 危ない型

APIキーの扱い、何が違うか

危ない型
  • APIキーの場所:コードに直書き
  • GitHubアップ:一緒に公開される
  • 共有時:キーごと送られる
  • 漏洩したら:リポジトリ履歴に永久保存
正しい型
  • APIキーの場所:.env ファイル
  • GitHubアップ:.gitignore で除外
  • 共有時:キー無しで安全に共有
  • 漏洩したら:そもそも上がらない
# プロジェクトルートに .env ファイルを作る
echo "NCBI_API_KEY=長い文字列" > .env

# .gitignore に .env を追加(既存に追記)
echo ".env" >> .gitignore

これだけで、.env ファイルはGitHubに上がらなくなります。

ただし、過去に1回でも .env をcommitしてたら、リポジトリ履歴に残ってます。漏れたものとして対処してください(参考:AMPLメモリの reference_api_key_rotation.md)。

Claude Code に確認させるコツ

不安なときは、Claude Code にこう聞きます。

このリポジトリ、APIキーが入ってないか、.gitignore を見て、コミット履歴も含めてチェックしてください。

これで、自分でgrepするより確実に見つけてくれます。


Vercel:1コマンドで公開

GitHubに上げたら、次はVercel。

インストール(初回のみ)

npm install -g vercel
vercel login

ブラウザが立ち上がって、メールアドレス(GitHubでもOK)でログインします。

公開コマンド

プロジェクトのフォルダで:

vercel deploy --prod

これだけ。

初回は対話形式でいくつか聞かれます(プロジェクト名・フレームワーク・ビルドコマンドなど)。Next.js なら自動検出されるので 全部Enterで進めて大丈夫 です。

完了すると、こんな応答が返ります。

vercel deploy --prod の成功応答

Vercel CLI 32.x

🔍 Inspect: https://vercel.com/your-team/my-pubmed-tool/dpl_abc123 [3s] ✅ Production: https://my-pubmed-tool-abc123.vercel.app [50s] Deployed.

このURLが、世界に公開されたあなたのアプリです。

注意:環境変数の登録

.env の中身(APIキーなど)は、ローカルでは使えてもVercel側には自動で伝わりません。

Vercel ダッシュボードの Settings → Environment Variables で、.env と同じキー・値を登録してください。

または、CLIから:

vercel env add NCBI_API_KEY

で対話的に入れられます。


カスタムドメイン(任意・お金かかる)

xxx.vercel.app のままでも問題ないですが、自分のドメインがほしければ:

  • Vercel Domains で .com ドメイン購入(年$10前後)
  • 購入後ワンクリックでプロジェクトに紐付け

ただし、最初の数本は vercel.app のままで十分。Lesson 09で「広げる」段階に来てから検討すれば良いです。


公開後にやる3つだけ

01

GA4導入

誰が・何ページ見てるか測る

02

Search Console

Google検索に拾われる

03

OGP画像

X/LINEで貼った時にサムネが出る

公開後にやる3つだけ

公開して放置せず、最低限これだけ。

1. Google Analytics(GA4)

誰が、何ページ見てるか、を測る。

  • Google Analytics でプロパティ作成
  • 計測IDを取得
  • Next.js なら <Script> タグで <head> に挿入

これも Claude Code に「GA4を入れて」と頼めば自動でやってくれます。

2. Google Search Console

Google検索に拾ってもらう。

  • Search Console でプロパティ追加
  • インデックス申請
  • サイトマップ送信

これも Claude Code に頼んで、sitemap.xml を自動生成してもらえます。

3. OGP画像

X や LINE で URL を貼ったとき、サムネが出る設定。

  • 1200×630 の画像を作る
  • Next.js なら <Head><meta property="og:image" content="..." /> を追加

おかもん先生のAMPLでも、ロゴ+見出し+背景という最小構成のOGP画像を全ページで使い回しています。1枚作れば全ページに効く投資なので、最後に1回だけやればOKです。


完成したら、誰かに送る

URLができたら、家族・同僚・SNSの誰かに送ってください。

「ちょっと作ったから使ってみて」と。

これが 第一の関門の突破 です。1人でも反応をくれたら、Lesson 06〜08のフィードバックループに入る素材ができます。

逆に「作ったけど誰にも見せてない」状態のまま3ヶ月経つと、改善のヒントが0で、モチベーションも消えます。

公開した瞬間に、ソロ開発が「自分だけのプロジェクト」から「誰かに届くもの」に変わります。


今日の宿題

Lesson 03で動かしたMVPを、以下の手順で公開してください。

  1. gh repo create [プロジェクト名] --private --source=. --push
  2. .env.gitignore に追加
  3. vercel deploy --prod
  4. URL ができたら、家族か親しい同僚1人にだけ送る

公開URLができたら、Lesson 06(分析)の素材になります。


次のレッスン予告

公開すると、誰がどれくらい使ってるかが気になります。

次の Lesson 06 は アクセスをMCPで自動で見る です。GAとSearch Consoleのデータを、Claude Codeに分析させる仕組みを作ります。

完成したらお知らせします。


明日のアクション

今日の宿題は4ステップ

Lesson 03で動かしたMVPを、世界に出してください。

  1. gh repo create [プロジェクト名] --private --source=. --push
  2. .env.gitignore に追加(APIキー保護)
  3. vercel deploy --prod
  4. 完成したURLを、家族か親しい同僚1人にだけ送る

URLができたら、それがLesson 06(分析)の素材になります。

うまくいかなくても大丈夫。エラーメッセージをClaude Codeに見せて「これ直して」と言うだけで、ほぼ解決します。