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チャンネルにClaudeがいると何が変わるか

  • レッスン 1
  • 11分

このレッスンで

終わる頃には、次ができるようになります

  • Claude TagがTeam・Enterpriseプラン限定のベータ機能であることを説明できる
  • 従来の一問一答型のSlack botと、Claude Tagの働き方の違いを説明できる
  • チャンネルとDMで、Claudeが誰の名前で動き、誰に課金されるかを言える

Slackのチームチャンネルに、いつも仕事を手伝ってくれる同僚がいるとします。バグの調査を頼めば、状況を報告しながら進めてくれる。決定事項をまとめてほしいと言えば、スレッドの流れを読んでドキュメントに仕立ててくれる。Claude Tagは、その同僚の役をClaudeにやらせる機能です。

Claude Tagは2026年9月時点でパブリックベータで、Team・Enterpriseプランでのみ使えます(Free・Pro・Maxの個人プランでは使えません)。ベータ版なので、画面の名前や設定項目は今後変わる可能性があります。この講座では変わりにくい考え方を中心に扱い、細かい操作は公式ドキュメントで確かめる前提で進めます。

社内のチャットにClaudeを常駐させると聞くと、「便利そうだけど、どこまで任せていいのか分からない」と感じる人が多いはずです。このコースでは、場所の選び方、覚えさせ方、依頼の書き方、そして管理者が押さえるべき権限設計まで、実際にチームで回すために必要な順番で扱っていきます。

タグ付けるだけで、仕事が動き出す

使い方はシンプルです。チャンネルで @Claude とメッセージに書けば、Claudeがそのスレッドで作業を始めます。

チャンネルで書くメッセージの例
@Claude 今朝のデプロイ後からチェックアウトが遅い気がします。
デプロイ前後のレイテンシを比較して、原因を調べてもらえますか。

依頼を受けたClaudeは、その場で答えを返すだけでなく、必要なら調査そのものを引き受けます。 複数の手順が要る仕事だと判断すると、スレッドの下に進捗のチェックリストを表示しながら作業を進め、終わった項目から順にチェックが付いていきます。Slackを閉じても作業は止まりません。クラウド上で動き続け、終わったらスレッドに結果が届きます。

一度スレッドに入ったClaudeは、以後の返信に @Claude を付け直す必要がありません。スレッドで交わされるやり取りをそのまま読み続けます。


誰の名前で動き、誰に課金されるか

同じClaudeでも、チャンネルで頼むかDMで頼むかで、裏側の動き方がまったく違います。

チャンネルでのタグ付け

Claude自身のサービスアカウントとして動作する。タグ付けした人の権限は使わず、管理者が設定したツールを使う。費用は組織の利用残高から引かれる

DM(ダイレクトメッセージ)

送った本人のclaude.aiアカウントとして動作する。本人が有効にしている個人用のコネクタを使える。費用は本人のプラン(Claude Codeを含むseat)にかかる

チャンネルとDMの違い

この違いは、あとのレッスンで扱う「どこで頼むか」の判断に直結します。チャンネルでの発言は誰が見ても同じ答えが返り、DMでの発言は自分専用のアシスタントとして動く、とひとまず覚えておいてください。

課金の違いも実務上は見過ごせません。チャンネルでの作業がいくら増えても、それは組織の利用残高から引かれるので、メンバー1人ひとりの利用枠を圧迫しません。DMは本人のプランの範囲で動くため、個人的な調べものに使いすぎて自分の枠を消費する、ということは起こり得ます。

昔ながらのSlack botと何が違うのか

これまでのSlack bot、たとえばスラッシュコマンドで動くものは、一回のコマンドに一回の答えを返して終わりでした。Claude Tagはこの点が根本的に違います。

01

タグ付け

チャンネルで @Claude と書いて依頼する

02

受け取りの合図

数秒以内に絵文字リアクションが付き、依頼が届いたことが分かる

03

作業セッション

調査や複数手順が要る依頼は、スレッド内で作業を開始し「考えています」の表示が出る

04

結果の投稿

作業が終わるとスレッドに結果が届く。以後は再タグ付けなしで会話が続く

タグ付けから結果が届くまで

一問一答で終わらず、スレッドという「場所」に居続けて、複数の手順をまたいで働く。ここがClaude Tagのいちばんの変化です。


やってみよう

演習1:自分のチームに置き換える

自分のチームで、いつも同じ人に頼んでいる「調べてまとめる」系の仕事を1つ思い浮かべてください。それをチャンネルでClaudeにタグ付けして頼むとしたら、どんな一文になるか書き出してみましょう。

演習2:チャンネルとDMのどちらで聞くか

先ほど思い浮かべた仕事は、チームの誰が見てもよい内容ですか。それとも自分だけが確認すればよい内容ですか。この違いだけで、チャンネルとDMのどちらに投げるべきかが決まります。理由も含めて書き出してみましょう。

今日のまとめ

3行で振り返ります。

  • Claude Tagはベータ版で、Team・Enterpriseプランのチャンネルに常駐し、タグ付けするだけで複数手順の仕事を任せられる
  • チャンネルではClaude自身のアカウントとして動き組織に課金、DMでは本人のアカウントとして動き本人に課金される
  • 一問一答で終わる旧来のbotと違い、スレッドに居続けて作業を進め、閉じても止まらない

次のレッスンでは、DM・公開チャンネル・非公開チャンネルという3つの場所を、どんな基準で使い分けるかを見ていきます。

セルフチェック

1. Claude Tagについて正しい説明はどれですか。

2. チャンネルでClaudeにタグ付けして依頼したとき、Claudeは誰の権限・課金で動きますか。

3. Claude Tagが、従来の一問一答型のSlack botと違う点はどれですか。

SourceDOCUMENTATION
Claude Tag概要(公式ドキュメント)

対応プラン、課金の仕組み、DM・チャンネルの違いをまとめた一次情報。ベータ版のため随時更新される

Webclaude.com/docs
claude.com/docs/claude-tag/overview
SourceDOCUMENTATION
最初のタスクを頼む(公式ドキュメント)

チャンネルへの追加方法、動作確認のしかた、DMとチャンネルの使い分けの詳細

Webclaude.com/docs
claude.com/docs/claude-tag/users/getting-started

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