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臨床実践|Tips

学会抄録ドラフト

学会発表の抄録をドラフトさせる

Ken OkamotoKen Okamoto|2026-02-145分で読めます
実践テクニック臨床応用

学会抄録ドラフト

このテクニックとは

学会抄録は「締め切りまでに書かなければならないが、何から書けばよいかわからない」という状況に陥りやすい文書の代表格です。IMRAD形式(Introduction/Methods/Results/Discussion)や症例報告形式のルールを守りながら、指定された文字数制限内に研究の意義を凝縮させる作業は、慣れるまで相当な時間がかかります。

AIに研究内容の概要を渡すと、規定の形式に沿った抄録の叩き台を素早く生成できます。特に「何をどの順序で書くか」という構成の問題を解決するのに有効で、ゼロから書くよりも圧倒的に速く作業を進められます。生成した下書きは研究者本人が事実関係を確認し、データ・数値・引用文献を正確な値に置き換えてから提出してください。

英語抄録の場合は、AIに日本語で内容を説明してから英語で出力させる方法が効率的です。その後、英語ネイティブチェックや医療英語専門の校正サービスと組み合わせると質が上がります。

基本パターン

以下の研究内容をもとに、学会抄録の下書きを作成してください。

【学会・投稿先の情報】
- 学会名: [例: 第126回日本内科学会総会 / ASH 2026]
- 抄録形式: [例: IMRAD形式 / 症例報告形式]
- 文字数制限: [例: 日本語600字以内 / 英語250 words以内]
- 言語: [例: 日本語 / 英語]

【研究・症例の概要】
- タイトル(仮): [例: 高齢CKD患者における抗凝固薬選択と出血リスクの後ろ向き検討]
- 背景・目的: [例: 高齢CKD患者での直接経口抗凝固薬(DOAC)の安全性を検討した]
- 対象・方法: [例: 2020-2024年の当院外来AF患者のうちeGFR<45の高齢者(75歳以上)を後ろ向きに解析]
- 主な結果: [例: DOAC群はワルファリン群と比較して大出血リスクが有意に低かった(HR 0.62, 95%CI 0.41-0.93)]
- 結論: [例: 高齢CKD患者でもDOACはワルファリンより出血リスクが低く、積極的な使用が示唆された]

以下の形式で出力してください:
【背景・目的】【方法】【結果】【結論】の4段落構成で、
指定された文字数・言語で作成してください。

医療での活用例

シナリオ

学会の抄録締め切りが近い。叩き台が欲しい。

プロンプト例

以下の[研究/症例]について、学会抄録を作成してください。

形式: [IMRAD/症例報告形式]
文字数: [制限]
学会: [学会名(あれば)]

内容:
[研究/症例の概要]

いつ使うべきか

  • 抄録締め切りが近く、まず叩き台を作ってから内容を詰めたいとき
  • 日本語で考えた研究内容を英語抄録に変換する作業を効率化したいとき
  • IMRAD形式の書き方に慣れていない若手医師・研究者が構成を学ぶ参考として
  • 複数の学会に異なる形式で同じ研究を投稿する際に、形式を変えた版を素早く作るとき
  • 症例報告の抄録で「どこまで書くか・何を省略するか」の整理に迷っているとき

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