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レッスン 28 / 36|8分で読めます

ユーザビリティテストを設計する

検証したい問い、参加者、課題、観察項目、同意手順を一枚のテスト計画にする。

今日の問い

利用者が迷ったとき、それは画面の問題だと分かる課題文になっていますか。

30秒でつかむ

ユーザビリティテストは、利用者がプロダクトで課題を進める様子を観察する方法です。好みを聞く会ではありません。

計画には、検証する問い、参加者の条件、現実的な課題、観察する行動、同意、進行役と観察役を置きます。機能名や正解の場所を課題文に含めないことが大切です。

30秒図解 · LESSON 28

流れ図

質問ではなく、行動を観察する

目的、課題、観察項目、判定条件をテスト前に固定します。

  1. 01学習目的
  2. 02現実的な課題
  3. 03観察する行動
  4. 04成功条件

CLUE · 見抜く手掛かり

答えを誘導しない課題になっているか

TRAP · ありがちな罠

好きかどうかだけを聞く

ユーザビリティテストを設計するの要点を流れ図で示した図解。

原則

最初に問いを一つへ絞ります。「使いやすいか」では広すぎます。「予約変更の入口を、説明なしで見つけられるか」なら、見る行動が決まります。

参加者は、想定利用者に必要な経験や状況から選びます。人数だけを先に決めません。試作品の段階、検証したい差、利用者の多様性によって募集条件を決めます。支援技術を使う体験を確かめるなら、その利用者を計画に含めます。

課題文は目的を伝え、操作方法を教えません。「予約変更を押してください」ではなく、「来週の予約を金曜日へ変更してください」とします。架空データを使い、患者情報や私的な予定を入力させません。

記録するのは、成功したかだけではありません。開始点、迷った場所、戻った回数、発言、助けを求めた時点を、解釈と分けて残します。進行役は参加者を助けすぎず、観察役は途中で説明しません。

録画や画面共有を行う場合は、開始前に目的、保存、閲覧者、削除時期を説明し、同意を得ます。中断できることも伝えます。テストするのは人ではなく設計です。

SourceARTICLE
Testing and assessment: Usability testing

目的に沿うシナリオ、参加者、進行役と観察役、同意、発話思考、観察記録、終了後の統合を含むテスト計画を支える。

WebU.S. General Services AdministrationフレームワークDigital.gov2026参照日 2026-08-02
digital.gov/guides/research-collaboration/testing/usability

良い例と惜しい例

課題文の中立性

惜しい例
「予約一覧を開き、変更ボタンから金曜日を選んでください」と正解の経路を教える。
良い例
「来週の予約を金曜日へ変更してください」と目的だけを伝え、入口の発見から観察する。
観察できる課題文を選ぶ

検証したい問いを隠さず、操作方法は教えない課題文を選んでください。

観察できる課題文を選ぶ

検証したい問いを隠さず、操作方法は教えない課題文を選んでください。

予約変更の入口を見つけられるか確かめる課題文はどれですか。

AIへの指示例

目的: 予約変更の入口発見と完了までの迷いを観察するユーザビリティテストを設計する
制約: 課題文に画面上の機能名や操作順を含めない。実在する個人情報を使わない。録画は同意前に始めない
参照: problem-hypothesis.md、assumed-user.md、primary-flow.md、wireframes/
受入条件: usability-test-plan.mdに検証問い、参加条件、課題文、成功条件、観察項目、進行台本、同意、記録方法、中止条件を記す

確認問題

セルフチェック

1. 『予約変更の入口を見つけられるか』を調べる課題文として、機能名を含めない理由は何ですか。

最終制作へ反映する

PHASE 05ARTIFACT ID · usability-test-plan

usability-test-plan.mdを作る

検証問いを一つ選び、参加条件、課題文、観察項目、役割、同意、記録方法、中止条件をusability-test-plan.mdへまとめる。

Acceptance criteria

  • 課題文が現実的な目的を示し、画面内の名称や正解の経路を教えていない
  • 成功条件と観察項目が行動として記述され、録画や画面共有の同意手順がある

今日のまとめ

  • ユーザビリティテストは、利用者が課題を進める行動を観察する
  • 課題文は目的を示し、機能名や正解の経路を教えない
  • 次は、観察事実を解釈と分け、直す順番を決める

次のレッスン

観察、重大度、再設計