今日の問い
あなたのプロダクトにある情報を、漏れなく説明できますか。
30秒でつかむ
サイトマップを先に描くと、作り手の記憶にあるページだけが残ります。最初に作るのは画面案ではなく、コンテンツの一覧です。
ページ、文章、画像、通知などを一行ずつ記録します。所在、利用者の用事、管理者、更新状況も添えると、残す、直す、なくすという判断に根拠が生まれます。
30秒図解 · LESSON 13
中心モデル
画面を作る前に、情報を可視化する
内容、所有者、鮮度、利用場面を同じ棚に並べます。
全体像
- 内容
- 形式
- 所有者
- 更新頻度
- 利用場面
CLUE · 見抜く手掛かり
重複と欠落が一覧で見えるか
TRAP · ありがちな罠
現在のページ構造を正解にする
原則
インベントリは存在の記録、監査は質の評価です。この二つを分けて考えると、作業が止まりません。まず何があるかを集め、その後で役立つかを判断します。
対象はURLを持つページだけではありません。確認メール、空の一覧に出る文、PDF、ヘルプ、画像の代替テキストも、利用者が受け取る情報です。一覧から漏れれば、後の設計でも見落とされます。
最初の列は id、title、type、location、user_task、owner、status、notes で十分です。idは後のサイトマップやフローから同じ項目を指すための短い識別子にします。statusは keep、update、remove、unknown のいずれかにそろえます。
すべてを一度に調べる必要はありません。主要タスクに関係する範囲を先に棚卸しすると、15分でも判断材料ができます。不明な欄は推測で埋めず、unknownと書きます。不明点が見えること自体が成果です。
コンテンツ一覧と品質監査を区別し、名称、URL、所有者、形式、更新日などを記録する考え方を支える。
良い例と惜しい例
棚卸しの粒度
AIへの指示例
目的: 予約変更を支える既存コンテンツを一行一項目で棚卸しする
制約: 入力にないページを創作しない。判断できない値はunknownにする。患者情報は扱わない
参照: URL一覧、画面名一覧、通知メールの件名一覧
受入条件: id、title、type、location、user_task、owner、status、notesの8列を持つCSVを返し、idは重複しない
確認問題
セルフチェック
1. 主要タスクに関係する確認メールの管理者が分からないとき、最もよい記録はどれですか。
最終制作へ反映する
主要タスクのコンテンツ一覧
選んだプロダクトの主要タスクを一つ決め、開始から完了後の通知までに触れるコンテンツをcontent-inventory.csvへ記録する。
Acceptance criteria
- 一行一項目で、8列すべてに値またはunknownが入っている
- 主要タスクの入口、操作中、完了後に利用者が受け取る情報を含む
今日のまとめ
- 棚卸しは、ページだけでなく利用者が受け取る情報を記録する
- 存在の記録と質の評価を分けると、推測を減らせる
- 次は、一覧に分類と利用者向けの名前を与える