紹介状ドラフト
このテクニックとは
紹介状(診療情報提供書)は、患者を別の医療機関・診療科へ紹介する際に欠かせない文書です。専門医に正確に情報を伝えるためには、現病歴・検査結果・紹介目的を簡潔かつ論理的にまとめる必要があります。しかし外来診察の合間に書く時間を確保することは難しく、「とりあえず書いたが情報が抜けていた」という経験は多くの医師が持っています。
AIに患者情報と紹介目的を渡すと、読み手(紹介先医師)が知りたい情報を整理した下書きを即座に生成できます。特に「なぜこの患者をこの時期に紹介するのか」という紹介の意図が明確に伝わる文章構成を作らせることが重要です。生成された下書きは必ず医師が確認し、事実確認と文体の修正を行ってから使用してください。
基本パターン
あなたは一般内科医です。以下の情報をもとに、専門医への紹介状(診療情報提供書)の下書きを作成してください。紹介先の医師が読む文書として、簡潔・正確・礼儀正しい文体で書いてください。
【紹介先】
- 診療科・医療機関: [例: ○○大学病院 循環器内科]
- 宛先(わかれば): [例: ご担当医師先生]
【紹介目的】
[例: 労作時胸痛の精査・加療。冠動脈疾患の可能性を否定できず、冠動脈CTまたはCAGをご検討いただきたい。]
【患者基本情報】
- 年齢・性別: [例: 58歳 男性]
- 職業(必要に応じて): [例: 会社員]
【現病歴・経過】
[例: 3ヶ月前より階段昇降時に胸部圧迫感が出現。安静で数分以内に消失。近医での心電図は洞調律・ST変化なし。当院初診。]
【既往歴・家族歴】
[例: 高血圧(アムロジピン内服中)、脂質異常症。父が60代で心筋梗塞。]
【現在の処方・アレルギー】
[例: アムロジピン5mg、ロスバスタチン5mg。薬物アレルギーなし。]
【関連する検査結果】
[例: 血圧148/92mmHg、LDL 138mg/dL、HbA1c 5.9%、安静時心電図異常なし、胸部X線異常なし]
【ご依頼事項】
[例: 冠動脈疾患の精査と治療方針のご決定をお願いしたく、ご紹介申し上げます。]
出力形式: 診療情報提供書の本文として、拝啓〜敬具の書式で出力してください。
医療での活用例
シナリオ
専門医への紹介状を書く時間がない。
プロンプト例
以下の情報から紹介状を作成してください:
紹介先: [診療科/医療機関]
紹介目的: [目的]
患者情報: [年齢、性別]
現病歴: [経過]
検査結果: [関連する検査]
既往歴: [既往]
現在の処方: [処方]
ご依頼事項: [具体的な依頼]
いつ使うべきか
- 外来の合間に複数の紹介状を書かなければならない多忙な日
- 稀な疾患や自科で経験の少い領域への紹介で、何を書くべきか迷うとき
- 検査結果が多く整理して伝えるのに時間がかかる複雑な患者を紹介するとき
- 研修医が初めて紹介状を書く際の文体・構成の見本として
- 英語での紹介状が必要な場面(外国人患者、海外の医療機関への照会など)