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レッスン 15 / 36|5分で読めます

サイトマップとナビゲーション

情報の構造と、利用者に見せる移動手段を分けて設計する。

今日の問い

サイトの構造を、そのままメニューにしていませんか。

30秒でつかむ

サイトマップは情報の関係を表す計画資料、ナビゲーションは利用者が実際に使う移動手段です。同じものではありません。

前回の分類をサイトマップに移し、ページの親子関係と役割を確認します。そのうえで、主要タスクに必要な入口だけをナビゲーションへ出します。

30秒図解 · LESSON 15

分岐図

構造と移動手段を分けて考える

サイトマップは関係、ナビゲーションは移動の表現です。

全体構造

  1. 主要カテゴリ
  2. 現在地
  3. 大域ナビ
  4. 文脈ナビ

CLUE · 見抜く手掛かり

どこにいて次へどう進むか分かるか

TRAP · ありがちな罠

メニュー項目を増やして解決する

サイトマップとナビゲーションの要点を分岐図で示した図解。

原則

サイトマップには、ページやコンテンツをノードとして置きます。線は親子関係を表し、各ノードには前回決めた id を添えます。これで棚卸しとの対応が切れません。

ただし、箱と線を描いただけでは設計判断が読めません。各ノードにページの目的、主な利用者、主要タスクとの関係を一行で書きます。親ページが単なる入れ物なのか、それ自体に内容があるのかも区別します。

ナビゲーションへ出す項目は、サイトマップの上位階層すべてではありません。利用頻度、重要度、今いる場所から必要になる次の行動で選びます。低頻度の管理情報まで常に見せると、主要な入口が埋もれます。

構造は網羅し、ナビゲーションは選ぶ。この役割分担が大切です。主要ナビゲーション、ページ内リンク、検索、関連リンクは、同じ情報構造への異なる入口として設計します。

SourceARTICLE
Information Architecture vs. Sitemaps: What’s the Difference?

情報アーキテクチャとサイトマップを区別し、サイトマップを構造の可視化と計画に使う考え方を支える。

WebNielsen Norman GroupフレームワークSamhita Tankala2023参照日 2026-08-02
nngroup.com/articles/information-architecture-sitemaps

良い例と惜しい例

構造と移動手段

惜しい例
サイトマップの第一階層をすべてヘッダーに並べ、主要タスクへの入口が埋もれる。
良い例
サイトマップでは全体を管理し、ヘッダーには頻度と重要度の高い入口を選ぶ。

AIへの指示例

目的: 仮分類済みのコンテンツから、予約変更を迷わず始められるサイト構造を作る
制約: content-inventory.csvにないコンテンツを追加しない。最大階層は3。管理者向け項目は主要ナビゲーションへ出さない
参照: content-inventory.csvのid、label、parent_id、user_task、status
受入条件: sitemap.mdに全keepとupdate項目をid付きで配置し、各ノードの目的を一行で記す。主要ナビゲーション候補を別欄に示す

確認問題

セルフチェック

1. サイトマップの上位に『運営情報』がありますが、一般利用者の主要タスクには使いません。どう扱うのが適切ですか。

最終制作へ反映する

PHASE 03ARTIFACT ID · sitemap

目的注釈付きサイトマップ

分類済みの一覧からサイトマップを作り、各ノードへid、目的、主要タスクとの関係を記す。主要ナビゲーション候補は別に列挙する。

Acceptance criteria

  • content-inventory.csvのkeepとupdate項目が、同じidで一度以上参照されている
  • サイト全体の構造と、利用者へ常時見せるナビゲーションが区別されている

今日のまとめ

  • サイトマップは情報の関係を可視化する計画資料
  • ナビゲーションは利用者に見せる入口を選ぶ設計
  • 次は、サイトマップ上で主要タスクの一連の操作をつなぐ

次のレッスン

ユーザーフローと主要タスク