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レッスン 4 / 36|6分で読めます

問題仮説と最も危険な仮定

成功に不可欠で、まだ根拠の弱い仮定を見つけ、反証可能にする。

今日の問い

その企画が失敗するとしたら、最初に外れそうな仮定は何ですか。

30秒でつかむ

問題仮説は「きっと困っている」という感想ではありません。誰が、どの状況で、どんな障害に遭い、何が観察できれば誤りと判断するかまで書きます。

そして最初に確かめるのは、成功への影響が大きく、証拠が少ない仮定です。作りやすい機能から着手しないことが、手戻りを減らします。

30秒図解 · LESSON 04

マトリクス

危険な仮定から先に確かめる

影響が大きく、不確実な仮定ほど先に検証します。

影響

不確実性
  1. QUADRANT 1低影響・既知
  2. QUADRANT 2高影響・既知
  3. QUADRANT 3低影響・未知
  4. QUADRANT 4高影響・未知

CLUE · 見抜く手掛かり

外れたら企画が崩れる仮定はどれか

TRAP · ありがちな罠

簡単に試せる項目から消化する

問題仮説と最も危険な仮定の要点をマトリクスで示した図解。

原則

仮定は大きく、価値、利用、実現、継続に分けられます。

  • 価値: その問題は、行動を変えるほど重要か
  • 利用: 提案する方法を、実際の状況で使えるか
  • 実現: 必要な品質と安全性で提供できるか
  • 継続: 運用や事業として続けられるか

候補を並べたら、外れたときの影響と、現在の証拠の弱さを見ます。両方が大きいものが、最も危険な仮定です。

「ユーザーは使いたい」は反証しにくい表現です。たとえば「対象者5人中4人が、直近1か月に同じ問題へ時間を費やしている」のように、観察できる条件へ変えます。この人数と比率は書き方を示す仮の例で、実際の判断基準は問題の頻度、対象範囲、誤判定の影響から決めます。

Lean Startupの考え方では、MVPは小さな完成品ではなく、重要な仮定を確かめる実験です。コードを書く前に、質問、紙の試作、申込ページで確かめられることもあります。

SourceARTICLE
The Lean Startup Method 101: The Essential Ideas

仮定を特定し、最も危険なものを実験で検証することと、MVPを学習の手段として扱う考え方を支える。

WebLean Startup Co.フレームワークLean Startup Co.2014参照日 2026-08-02
leanstartup.co/resources/articles/lean-startup-method

良い例と惜しい例

反証できる問題仮説

惜しい例
保護者は予約準備が大変なので、このアプリを使いたいはず。
良い例
仮の例として、初診の保護者5人中4人が、予約前に必要事項を探して10分以上迷っている。2人以下なら仮説を見直す。実施前に対象範囲と誤判定の影響から基準を調整する。

良い仮説は、外れたときにも学びを残します。数字は真実として置かず、実験前の判断基準として置きます。

AIへの指示例

目的: プロダクトの問題仮説と、最も危険な仮定を特定する
制約: 解決策の魅力で評価せず、価値、利用、実現、継続の仮定を分ける
参照: assumed-user.mdとproblem-hypothesis.md
受入条件: 仮定を最低6件挙げ、影響と証拠の弱さを各3段階で評価し、最優先の1件に反証条件を付ける

確認問題

セルフチェック

1. 最初に検証する仮定として、最も適切なのはどれですか。

最終制作へ反映する

PHASE 01ARTIFACT ID · falsification-criteria

最も危険な仮定と反証条件

falsification-criteria.mdに、価値、利用、実現、継続の仮定を並べ、最優先の一件と見直し条件を書く。

Acceptance criteria

  • 最優先の仮定が、影響と証拠の弱さから選ばれている
  • 観察結果がどの水準なら仮説を見直すかが明記されている

今日のまとめ

  • 問題仮説は、誤りと判断できる形まで具体化する
  • 最初に確かめるのは、重大で証拠の弱い仮定
  • 次は、要望ではなく実際の状況をインタビューで聞く

次のレッスン

インタビューで要望ではなく状況を聞く