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権限を決めて、繰り返しを減らす

CLAUDE.md、Skills、Hooks、MCPの役割を分け、ナレッジデスクの確認手順を再利用する。

  • レッスン 7 / 10
  • 20分

このレッスンで

終わる頃には、次ができるようになります

  • 約束、再利用する手順、自動処理、外部接続を使い分けられる
  • 操作の対象、権限、戻し方を確認してから許可できる
  • ナレッジデスクの確認手順をスキルにまとめられる

変更のたびに検索の確認を頼んでいると、繰り返す手順が見えてきます。そうした手順は、毎回の会話からファイルへ移せます。

ただし、手順書に「安全に」と書くだけでは操作を制限できません。権限の設定と、実際に何が動いたかの確認が必要です。

この回では、確認手順を一つのスキルにまとめます。外部サービスや追加プラグインは、実習を完成させるためには必要ありません。

手順を残すことと、操作を制限することは別です。生成した概念図です。

置き場所:何を残したいかで選ぶ

仕組みこの実習での用途確認すること
CLAUDE.md外部依存を増やさず、架空データで作る約束読み込まれているか。長くなりすぎていないか
Skill毎回使うテストと画面確認の手順呼び出したか。必要なファイルを読んだか
Hook特定イベントで動くチェック処理発火条件、終了結果、失敗時の動作
MCP外部のデータや操作への接続提供元、アクセス範囲、送信するデータ

CLAUDE.mdとSkillは、モデルが読む指示です。OSのアクセス制御の代わりにはなりません。Hookはプログラムを動かすため、設定が有効か、対象イベントが起きたか、処理が成功したかを確かめます。

権限:名前ではなく、範囲を読む

この実習では、練習フォルダの編集とローカルのテストが中心です。フォルダ外の読取り、外部通信、パッケージの追加、公開操作が必要だと言われたら、理由を確認します。

モードの既定値や選べる名前は、バージョン、プラン、組織設定で変わります。自分で操作を確認する練習では、DesktopのManualなど、確認が挟まる設定を選びます。Terminalでは /permissions で現在のルールを確認できます。

Sandboxは、対応するコマンドのファイルやネットワークへのアクセスを制限する仕組みです。すべてのツールに適用されるわけではありません。環境変数、MCP、Hookなどについても、制限の適用範囲を読みます。確認を省くためにBypassへ切り替える必要はありません。

この作業で必要な操作を、始める前に一覧にしてください。
編集してよい範囲は、この練習フォルダだけです。
データはdata.jsの架空データを使います。

外部通信、追加パッケージ、フォルダ外の読取り、公開、
認証情報の使用が必要なら、目的と範囲を説明して止めてください。
権限設定を自動で広げたり、確認を省くモードに変更しないでください。

これは依頼の範囲を伝える指示です。設定上の禁止と同じ強さではありません。実際の許可画面でも、操作対象が合っているかを確認します。

Skill:確認手順を一つ作る

.claude/skills/check-desk/SKILL.md を作ります。最初は手順を短くまとめるだけで十分です。

---
name: check-desk
description: ナレッジデスクの検索変更を確認するときに使う。
disable-model-invocation: true
---

1. README.mdとACCEPTANCE.mdを読む。
2. node --test tests/*.test.mjs を実行する。
3. コマンド、成功と失敗の件数、変更ファイルを報告する。
4. ブラウザで行う確認を列挙する。未実施なら未実施と書く。
5. 自動テストと手動確認を混ぜず、残る課題を示す。

disable-model-invocation: true は、モデルの判断による自動呼び出しを止め、自分で呼び出すための設定です。Claude Codeの入力欄で /check-desk と入力し、実行内容を確認します。見つからない場合は、ファイル名、作業フォルダ、利用中のバージョンのSkills手順を確認してください。

自動化:失敗したときの動作も決める

手順が安定してから、Hookでテストを実行する方法を検討できます。先に、どのイベントで動くか、何秒まで待つか、失敗時にどう知らせるかを決めます。すべての編集で全テストを走らせると、待ち時間が増える場合があります。

この回の完成条件は、Skillの確認までです。HookやMCPの数で、上達を測らないでください。MCPを追加する場面では、外部の文章を指示として鵜呑みにしないこと、最初は読取りに絞ることを確認します。

完成条件:もう一度、同じ確認ができる

  • Skillを呼び出し、7件のテストの結果を報告できる。
  • ブラウザで未確認の操作が、未確認のまま記録されている。
  • 編集範囲と現在の権限設定を説明できる。
  • 不要なMCPやプラグイン、認証情報を追加していない。

今日のまとめ

  • 約束はCLAUDE.md、再利用する手順はSkillに残します。
  • HookとMCPを追加するときは、実行条件とアクセス範囲を読みます。
  • 指示を書いたあとも、権限と実際の実行結果を確かめます。

次は分担と費用を、先に決めるへ進みます。さらに詳しく知りたい場合は、SkillsとHooksの辞典で設定を読めます。

参考・出典

セルフチェック

1. CLAUDE.mdに『秘密を読まない』と書けば、OS上の読取りも禁止できますか?

2. この回で再利用する確認手順の置き場所は?

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