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安全に使い、次へ進む

  • レッスン 12
  • 13分

このレッスンで

終わる頃には、次ができるようになります

  • 会話に入れてはいけない情報の3種類を挙げられる
  • 個人プランの学習利用設定とインコグニートの違いを説明し、必要なら自分で設定を変えられる
  • このコースの4つのまとまりを振り返り、自分に合う次のコースを選べる

ここまで11本のレッスンで、Claudeの基本的な使い方から、プロジェクト・アーティファクト・スキル・コネクタ・Research、そして職種別の使い方まで見てきました。

このコースの最後に、日常的に使い始める前に押さえておきたい安全面の話をします。そのあと、12本を4つのまとまりで振り返り、次に進むコースを選んで締めくくります。

会話に入れてはいけない情報

設定をどう変えても、そもそも会話に入れないほうがいいものがあります。学習利用をオフにしていても、入力した内容はいったんClaudeに送信され、少なくとも一時的にはAnthropicのサーバーを経由します。設定に頼る前に、入れない習慣を先に持っておくと安全です。

個人情報

本人以外の氏名・住所・連絡先・生年月日など、特定の個人を識別できる情報。同意なく他人の情報を貼らない。

機密情報

未公開の事業計画や、顧客との契約条件、社外秘の資料など、会社や取引先との約束で外に出せないと決まっている情報。

パスワード・APIキー

ログイン情報、APIキー、トークンなど、それ自体が悪用に直結する認証情報。設定ファイルの中身をそのまま貼るときは特に注意する。

会話に入れる前に、いったん止まるもの

これはClaudeに限らず、どのAIチャットでも同じ前提です。送った内容は、いったん自分の手を離れると考えておくと、貼っていいものと悪いものの判断がぶれません。

個人プランの学習利用とインコグニート

Free・Pro・Maxのプランには、会話をAnthropicのモデル改善に使うかどうかを選べる設定があります。既定ではオンになっており、変えたい場合は自分で切り替えます。切り替え先は「設定 > データとプライバシーの管理」にある「Help Improve our AI models」というトグルです(2026年9月時点の名称)。

オフに切り替えると、以降の会話は学習に使われなくなります。会話を削除した場合、チャット履歴からは即座に消え、バックエンドのストレージからも30日以内に消えます。オンのままにしていると、会話は非識別化された形で、モデルの学習パイプラインに最長5年ほど残ることがあります。

その場限りで消したい会話には、インコグニートを使います。画面右上のゴーストアイコンから始める、履歴にもメモリにも残らない会話です。学習利用の設定をオンにしていても、インコグニートの会話は学習には使われません。ただし一度閉じると、同じ会話を開き直すことはできませんし、プロジェクトの中では使えず、プロジェクトの外の会話でだけ選べます。

Team・Enterpriseで契約している場合、学習利用や保持期間の扱いは個人プランと同じとは限りません。この点は、管理者と公式ページで確認してください。

答えの確かめ方

Claudeが出す答えは、どれだけ自信ありげな書きぶりでも、間違っていることがあります。仕事で本格的に使い始めるなら、間違いを前提にした確かめる型を持っておくと安心です。

出典も聞く、原文に当たる、急所だけ照合する。この3ステップの型は、検証入門コースで、実際の例を使って詳しく扱っています。医師向けに作られた教材ですが、確かめ方の考え方そのものは、資料づくりでも集計でも、どんな仕事にもそのまま使えます。

このコースの振り返り

1

Claudeを知る

できること・最初の会話・良い結果の引き出し方・デスクトップの入り口

2

仕事と知識を整理する

プロジェクト・アーティファクト・スキル

3

できることを広げる

コネクタと社内検索・Research

4

まとめて使う

職種別ユースケース・チャット以外の入り口

4つのまとまりで振り返る

12本を通して、Claudeへの話しかけ方から、道具として仕事に組み込む方法まで一通り見てきました。次にやることは、覚え直すことではなく、気になったコースを1本開いて、実際に手を動かすことです。

次に進むコース

01

Claude 職種別ユースケース集

自分の職種の欄から、すぐ試せるレシピを1本選ぶ

02

Claude Code入門

コードやファイルそのものを、Claudeに直接触らせる

03

AIへの「聞き方」の技術

指示の書き方で答えの質がどう変わるかを、型として身につける

04

調べ物を任せ、検証するDeep Research入門

自律的な下調べを任せ、載った引用は一次情報で確かめる

このあとに進めるコース

気になったものから、リンクを開いてください。


今日のまとめ

3行で振り返ります。

  • 会話には、個人情報・機密情報・パスワードやAPIキーを入れない
  • 学習利用の設定とインコグニートは別のものであり、必要に応じて自分で切り替えられる
  • 答えは確かめる型を持って使い、次は自分に合うコースを1本選んで進む

迷ったら、Claude 職種別ユースケース集から1本開いて、今の仕事にそのまま当てはめてみてください。

セルフチェック

1. 会話に入れないほうがいい情報として、このレッスンが挙げていないものはどれか。

2. 個人プラン(Free・Pro・Max)で学習利用の設定をオフにした場合、削除した会話はどうなるか。

3. インコグニートについて正しい説明はどれか。

参考・出典

SourceARTICLE
データの保持期間について(公式)

Free・Pro・Maxの消費者向けプランを対象に、学習利用設定のオン・オフによる保持期間の違いを説明する公式ページ。

Webprivacy.claude.com参照日 2026-09-27
privacy.claude.com/en/articles/10023548-how-long-do-you-store-my-data
SourceARTICLE
インコグニートチャットを使う(公式)

履歴にもメモリにも残らない一時的な会話の始め方と、できないことを説明する公式サポート記事。

Websupport.claude.com参照日 2026-09-27
support.claude.com/en/articles/12260368-use-incognito-chats
SourceAMPL LEARN
医師のためのAI検証入門

AIの答えを一次情報で確かめる3ステップの型を、実際の例で身につけるコース。

次のレッスンAMPL learn
amplinc.com/learn/ai-verification-for-doctors

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