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チームの小さな道具を作る

  • レッスン 29
  • 9分

このレッスンで

終わる頃には、次ができるようになります

  • 当番表やチェックリストのような小さな道具を、アーティファクトでその場で試作できる
  • 個人情報を入れない・共有範囲を選ぶという、渡す前に確認すべき点を判断できる
  • 実際に使われるかを先に試してから、Claude Codeで作り込むかどうかを判断できる

当番表、備品の貸し出しチェックリスト、割り勘の計算。チームの中には、スプレッドシートやメールのやり取りだけで回している、小さな仕事があります。

このレシピでは、そうした小さな仕事を、Claudeとの会話からその場で動く道具に変えて、チームに共有する頼み方を紹介します。作り込む前に、まず試してみて実際に使われるかを確かめるところまでが範囲です。

使う機能

アーティファクトでその場に道具を試作し、公開して共有する。使い続けると分かったらClaude Codeで作り直す

用意するもの

今スプレッドシートやメールで回している仕事の内容(誰が・何を・どんな順で決めているか)

やってみる時間の目安

5分

このレシピで使うもの

1. 頼み方

そのまま使えるプロンプトです。〔 〕の部分を、自分のチームの仕事に置き換えてください。

自分の仕事に置き換えるテンプレート
〔チームの当番表・持ち物チェックリスト・簡単な計算機など、
作りたい道具〕を作ってください。

次の条件で動くようにしてください。

1. 〔入力してほしい項目、例:担当者の名前と日付〕を入れると、
   〔出したい結果、例:今週の担当者〕が分かる
2. 〔守ってほしいルール、例:同じ人が2週連続で担当にならない〕
3. Web上でそのまま開いて、チームの他のメンバーもブラウザから
   使えるようにしてください

まずは動くところまで作ってから、見た目を整えてください。

「まず動くところまで」と先に伝えておくと、見た目の相談に入る前に、仕組みそのものが狙いどおりかを確認できます。

2. 渡すもの

このレシピで渡すのは、主に言葉による説明です。ファイルの添付やコネクタは必須ではありません。今スプレッドシートで回している仕事があれば、その項目の並びをそのまま貼り付けると、Claudeが同じ構成を道具に落とし込みやすくなります。

個人情報や、社外に出せない数字は入れないでください。 当番表を試作する段階では、実在するメンバーの氏名ではなく、「Aさん」「Bさん」のような仮の名前で十分です。仮の名前で狙いどおりに動くことを確認してから、実際の名前に置き換えます。

3. 返ってくるもの

戻ってくるのは、会話の横に開くアーティファクトとして、実際に画面の中で動く小さな道具です。以下は架空の例です。

たとえば当番表であれば、メンバーの名前を入力する欄と、今週・来週の担当者を自動で表示する画面が返ってきます。ボタンを押すと担当が入れ替わり、同じ人が続けて当番にならないよう、その場で並び順が調整されます。

これはあくまで架空の例です。実際の見た目や動きは、頼んだ内容によって変わります。

4. 続けて頼むこと

動くところまでできたら、同じ会話のまま続けて2つのことを頼めます。

同じチャットに続けて送る
名前の欄を空のまま実行できないようにしてください。
同じ名前が重複して入力されたときは、その場でメッセージを
出して教えてください。
同じチャットに続けて送る
見た目を整えてください。文字を少し大きくして、
ボタンの位置を分かりやすい場所にまとめてください。
スマートフォンの画面でも操作しやすいようにしてください。

入力の検証を先に頼んでおくと、空欄や重複といった、実際に使う人がつまずきやすい場面を減らせます。見た目は最後に整えれば十分で、動くことを確認する前から凝る必要はありません。

5. うまくいかないとき

個人情報は仮の名前のまま試す

実在するメンバーの氏名を早い段階から入れると、試作の途中でその内容が会話やアーティファクトの中に残り続けます。健康状態や評価につながるような情報は、仮の名前で仕組みを確認し終えるまで、そもそも入力しないでください。実際の名前に置き換えるのは、狙いどおりに動くと分かってからで十分です。

共有範囲を選んでから渡す

チームに渡すには、公開または共有の範囲を自分で選ぶ必要があります。「リンクを持つ人全員」を選ぶと、社内向けのつもりで作った道具でも、リンクさえ知っていれば誰でも開けてしまいます。渡す相手が限られているなら、招待した人だけ、あるいは組織内だけに絞れないか、公開設定の画面で確認してください。公開・共有の手順はアーティファクトで扱っています。

作り込みすぎる前に、まず使われるか試す

見た目を直すより先に、実際にチームで数日使ってみてください。アーティファクトは会話から数分で試作できるので、作り込みに時間をかける前に、使われるかどうかがすぐ分かります。

毎日開かれるようになった、機能を増やしてほしいという声が出てきた、というところまで来たら、そこから先はアーティファクトの範囲を超えます。自分専用のURLを持つ、きちんとしたアプリとして作り直すなら、全部つなげて1本作るで見たClaude Codeでの作り方に進んでください。

機能を学ぶ

SourceAMPL LEARN
アーティファクト:会話から使えるものを作る

claude-101 06 アーティファクトの作り方、公開と共有の範囲の選び方

次のレッスン
amplinc.com/learn/claude-101/06-artifacts
SourceAMPL LEARN
全部つなげて1本作る(実践)

claude-code-101 08 試作を超えて、Claude Codeで最初から1つのアプリとして作る流れ

次のレッスン
amplinc.com/learn/claude-code-101/08-build-your-first-app

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